自宅でおいしいコーヒーを淹れるためのこだわりアイテム7選
在宅勤務が日常化し、自宅を本格的に“仕事仕様”にする必要が出てきた今、効率的なリモートワークや自宅時間の充実のために何を買うべきか、各ジャンルのプロが自腹で買ったおすすめを大公開!
「リモートワーク中も自宅でおいしいコーヒーが飲みたい! 」
自宅での作業が増える中、ひとときのやすらぎを与えてくれるのが一杯のコーヒーだ。せっかくなら、自分でドリップして本格的な味わいにこだわってみたいもの。
そこで、元タリーズコーヒーの店長で、現在は不定期のカフェ経営も手掛けるお笑いコンビ「コーヒールンバ」の平岡佐智男氏に、「買ってよかった」コーヒーグッズを聞いてみた。
1)kalitaのコーヒーポット
こちらは、平岡氏が15年以上も愛用している銅ポット。いわば相棒ともいえる存在だ。
「自粛期間中には、一日に2リットルくらいまとめてコーヒーを淹れていました。コーヒーをおいしく淹れるコツは、注ぎ口からお湯が垂直に垂れるぐらいゆっくり注ぐこと。ポットが重すぎるとお湯が勢いよく注がれてしまいますが、このポットは0.7リットルという絶妙な大きさで、その心配がない。また長時間、お湯を入れたままでも持ち手が熱くならないのも高ポイントですね」
なにより使い込むうちに表面が剥げて、風合いが出てくるのは銅ならではの味わい。「まるでジーンズのように“育てていく”感じもたまらないですね」と語る。
2)猿田彦珈琲のオリジナルドリッパー〈Drippen〉(ドリッペン)
5年前のオープン以来、感度の高いコーヒーマニアの間で人気なのが猿田彦珈琲。
「この一見変わった形のドリッパーは、実際に猿田彦珈琲の店舗でも使っているもの。コーヒー豆は、焙煎時に二酸化炭素が発生するのですが、それを抜かないと味わい高いコーヒーにならないんです。このドリッパーは、ペーパーフィルターが型枠に触れる面を限りなく少なくしているので、二酸化炭素を逃してくれる。横漏れももちろんしません。純喫茶風な、ドンとした味わいの深煎りコーヒーが好きな人にオススメです」
さらにこのドリッパー、特徴的なのが組み立て式であること。「かさばらないので登山やキャンプなどのアウトドアシーンにもうってつけ」と平岡氏も太鼓判だ。
3)アバカのコーヒーフィルター
自宅では、ペーパーフィルターを使ってコーヒーを淹れる人が多いだろうが、ワンランク上の味を目指すには、フィルターそのものにもこだわりたいところ。
「競技会のチャンピオンクラスのトップバリスタがこぞって使用していることから、コーヒー好きの間で話題なのが、“アバカコーヒーフィルター”です。両面に施された深いシワと、高い通液性で目詰まりしないためスッキリとした味わいになります。どちらかといえば、最近トレンドの浅煎りコーヒーとの相性が抜群ですね!」
自宅で本格コーヒーを味わうためのアイテムは?
ドリッパーとペーパーフィルターは必須アイテム
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