「四季で変わる『袋田の滝』と日本一の高さのバンジージャンプ、太田の『龍神大吊橋』」（常陸大宮市出身・Oさん） 「筑波パープルライン。筑波山の尾根づたいを走る道路からの景色は季節問わずいいものです。コロナの中、運転しながら楽しめるスポットは貴重だと思います」（水戸市出身・Oさん） 「あみプレミアムアウトレット。アメリカの西海岸をイメージしたアウトレットから仰ぎ見る牛久大仏は圧巻」（鉾田市出身・夫） ＊＊＊ 　他には偕楽園やひたち海浜公園のネモフィラ、大洗海岸あたりが有名どころでしょうか。「あみプレミアムアウトレット」は行ったことがあるのですが、洋風のお洒落アウトレットの背景にドーン!!とでっかい大仏が鎮座している光景は風邪の時に見る夢みたいで面白かったです。 「開き直りに限るでしょう」（常陸大宮市出身・Oさん） 「観光分野の強化だと思います」（水戸市出身・Oさん） 「継続的なPR活動と観光スポット間を結ぶ交通網の整備」（鉾田市出身・夫） ＊＊＊ 　やはりQ2に連動してか、観光面の強化が必要だと感じている声が多く聞かれました。「霞ヶ浦湖の浄化」なんていう意見も。そして最後の質問。 「茨城もそこまで順位が高いわけではないので、北関東連合一体となってこれからも頑張りましょう」（水戸市出身・Oさん） 「温泉も日光も餃子もとちおとめもあるのに茨城より下位なのは不思議である」（水戸市出身・Oさん） 「一番旅行とかで遊びに行く県なので今後ともよろしくです。益子焼き最高」（常陸大宮市出身・Oさん） ＊＊＊ 　最後にちょっとだけ意地悪な質問したろ……と入れた項目だったのですが、マウントを取りに行くような回答は1つもなく、お互い頑張ろうというようなものばかりで、むしろ己を恥じる結果となりました。 　そんなわけで茨城県民直撃レポートいかがでしたでしょうか？　個人的に、県外出身者である私が茨城県民と結婚し、親族や友人として付き合うようになって、「穏やかで人なつっこい人が多いな」と感じています。これもサンプルに偏りがあると言えばあるのかもしれませんが、そこは県民性ですきっと。 　官民両方の努力が実を結び、ランクアップとなった今回。来年以降の順位がどうあれ、ますますの茨城の発展を願いこのレポートを〆させていただきます。 〈文・イラスト／西園フミコ〉漫画家。全国お土産漫画『おみやげどうしよう？』全4巻、『バディ!!!』全4巻など。ふるさとニュースマガジン「カラふる」にて「ビビっとくる日本全国おみやげ日記」を連載中。 Website→http://nszn.jp/ Twitter→@fnishizono