ニュース

電波ゴトで命を削ってもパチンコで稼ぎたかった中国人たちの末路

中国人ゴト師たちの末路

 さらに数回やってみたが、やはり大当りが発生する。これはなかなかのものだ。しかし……実は数回連続で電波を発射したところで軽くめまいがしてきたのである。うまく説明できないのだが、明かに体へ影響がある雰囲気だった。筆者は直観的に、この電波はまずいものだと判断し、数回使って大当りを確認した後は、電波発射装置付き体感器をそそくさと外してしまった。  その後でゴト行為に詳しい人物から聞いた話なのだが、この電磁波ゴトで稼いでいた中国人たちは、首尾よくカネを稼いで帰国したものの、その後なぜか内臓疾患などで死ぬ者が多かったという。その理由が、電波発射装置からの強い「電磁波」のせいだと言うのだ。  なお、こうした電波ゴトのせいで、当時はプレイ中に携帯をいじっているとスタッフが飛んで来るなんてことも多かった。実際、当時の機種の中には携帯電話でも反応する機種があったのでしょうがないが、過敏反応のとばっちりはいい迷惑だった。

現行の機種では体感器は使えない

 体感器は現在、機種の乱数の周期が非常に短くなっているなど周期をつかむことが難しくなっており、有効なものではない。そして体感機の持ち込みは「建造物侵入罪」で使用は「窃盗罪」に問われるので、もはやその手段そのものが無意味になっている。  一方、電波ゴトは今だに被害があるが、当時に比べれば随分と減少した感がある。機種自体や電波感知器などセキュリティが向上しているためだが、0にならないのは残念だ。いつもそうだが、ヤバそうな「事案」には近寄らないのが賢明といえる。小金のために原因不明の病気なんかにはなりたくないものだ。
元パチンコ雑誌編集者。ライター、編集者。パチンコ業界歴は30年近い。現在は業界誌の他WEB媒体に転職系や占い、オカルト系記事なども執筆中
1
2
3
4
勝SPA!
おすすめ記事