朝イチで大連チャン可能!? パチンコの確変持ち越しシステムを記者が実戦
閉店間際に連チャンが止まらなくなり、「明日に持ち越しできたらいいのに……」と思ったことがある人も多いことでしょう。昔は確変持ち越しができるホールもあったそうですが、現在はほとんど都道府県で条例により禁止されています。
翌日持ち越しとは「閉店間際になっても続いている確変及び時短を、翌日の開店時にそのまま打てる」という他の都道府県のパチンカーには羨まし過ぎるシステムのこと。受付開始時間はホールによって異なりますが、一例として熊本県の某ホールでは「22時20分受付開始で翌日は10時20分までに打ち始める」ことが条件となっていました。
受付する際に引換券となる専用の紙をもらい、それを翌朝の時間内に提出するとそのまま打たせてもらえます。大阪では会員カード必須のホールが多かったですが、熊本では身分証すら必要ないとのことでした。
また、スペックの仕様によって持ち越しできない機種もあるそうで、実際に行ったホールでは設定付きパチンコと一種二種混合タイプは不可とのこと。ちなみに大阪では一種二種混合タイプの持ち越しは可能だったため、ホールによっては可能なところもあるかもしれません。なお、新台入れ替え前日は全台持ち越し不可となるそうです。
大阪府の場合、実施していないホールも多いため、実施しているホールでは張り紙などで大きく「翌日に確変・時短持ち越し可能」とアピールしています。しかし熊本県の場合、実施していることが当たり前だからなのか、大きくアピールしているホールはありませんでした。この記事を書くにあたり、複数の店舗で翌日持ち越しの注意事項などが書かれた貼り紙を探しましたが、全く見つからず……。
飲み屋で出会った地元の人から「設定付きパチンコや一種二種混合タイプは持ち越しができないから、台の上に注意事項があるはず」という情報を得て、その注意事項は撮ることができました。熊本在住のパチンカーからすると「持ち越しできることが当たり前」のため、あえて貼り紙などで集客する必要がないのかもしれません。ちなみにその飲み屋で出会ったパチンカーいわく「持ち越しに関係なく、遊タイムはラムクリアしているホールが多いから気をつけて」とのことでした。
しかし、あくまでも都道府県単位の条例なので、禁止されていない地域も存在しています。意外と知られていないのですが、現在も大阪府と熊本県では持ち越しすることが可能です。大阪府の場合、実施していないホールも多いですが、熊本県ではほとんどのホールが実施しているとのこと。
そこで今回は昨年秋に熊本県のホールに出向き、翌日持ち越しとはどのようなシステムなのか調査した際のことをまとめました。以前、大阪での持ち越しした経験があるので、大阪の持ち越しルールと異なる点もご紹介します。
確変持ち越しの基本的なシステムとは?
熊本では当たり前のシステム
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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