仕事

「部下がいうことを聞かない」リーダーシップの根源にあるものとは

リーダーシップは誰も教えてくれない

 リーダーシップやフォロワーシップといった人間関係は学ぶ機会がはっきりとは用意されていません。「学校生活や部活動を通して学んでいく」という自己裁量に任されています。そのため「上の立場」を未経験だとしても、誰も指摘してくれません。そのせいで社会人になってから悩まされることはよくあります。  リーダーシップには「目標設定」「計画立案」「進捗確認」「関係調整」といった働きが求めれます。しかし、「こういうことが大事ですよ」「こうするとうまくいきますよ」と知識だけ学んでも行動に反映させるのは困難です。「自分が責任を取るんだ」「自分がこの人たちを引っ張るんだ」という心構えあるからこそ、そうした働きの重要性を認識して実行できるようになるのです。  結局のところ、仕事の根底にあるのは人間関係と、それを意識した時に生まれる心構えです。リーダーシップやフォロワーシップといった横文字、進捗確認や関係調整といった四文字熟語の勉強は、自分の心構えを補うためにあります。自分が上の立場に立った時は、まず自分の部下を改めて意識してみてください。成長や結果は身の回りに目を向けることから始まります。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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