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元欅坂46・佐藤詩織「今は自由で、毎日があっという間」と語る今。 欅坂46で得たモノとは

ガムシャラすぎて「当たり前」に気づけなかったグループ時代

――欅坂46を卒業して10か月が経過。卒業してから心境の変化はありますか。 佐藤詩織佐藤詩織(以下、佐藤):グループにいたときはマネージャーさんが何から何までサポートしてくれたり、MV撮影の現場でもスタッフの方々がすべてを用意してくれていたりして、それが当たり前になってしまっていたなと気づかされました。  今はフリーになって、すべて自分でイチからやっているのですが、本当に事前の準備や計画って大変だし手間がかかるんですよ。それを在籍中は全部やっていただいていたんだなぁと改めて感謝の気持ちが芽生えました。 ――フリーになったからこそ、気づけたんですね。当時はどんなモチベーションだったんですか。 佐藤:私もメンバーもそうだと思うんですが、デビューからいきなり注目されて大きな舞台にも立たせてもらえるようになって、毎日とにかくガムシャラだったんです。傲慢だったわけでもなく、“当たり前じゃない”ということにすら気づかないくらい必死な状況でした。だからこそ今になって、ようやく一つ一つの重みや感謝を噛みしめているところです。

考えるきっかけが増えていく

――グループ活動を経て自分自身で成長した、変わったと思うところはありますか。 佐藤:今まではやりたい仕事や興味があることがあればマネージャーさんに相談したりすれば、そういったお仕事をくださったりしていましたけど、今は自分で動かないと何にも始まらない。そういう意味でも、将来こういうことをやっていきたい、こういう生き方をしたいということを明確に考えるきっかけが増えたのが変わったことですかね。 ――性格面での変化は? 佐藤:欅坂にいたときは楽曲の雰囲気を守ろうという意識や、美大生とアイドル活動の両立が大変で気持ちが落ちることもあったんです。でも、卒業してからは楽しそうだなと思うものを自分で選んでやっているので、少し気持ちもラクになったかなと思います。
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欅坂在籍時から今へと続く道
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