織田裕二、江口洋介も…実は歌手をがっつりやっていた俳優たち
俳優たちの歌手活動が順調だ。2017年に、auのCMソングとして使用された「見たこともない景色」でデビューを果たした菅田将暉は、その高い歌唱力が評価され、シンガーとしての人気が高まる一方。全国ツアーを行ったり、米津玄師のアルバムに参加しコラボレーションをしたりと、目覚ましい活躍を見せている。
『踊る大捜査線』シリーズ、『東京ラブストーリー』(ともにフジテレビ系)といった大ヒット作に主演し、俳優として確かなキャリアを築いている織田裕二は、歌手としても長らく活躍してきた。
俳優デビュー作となった1987年の映画『湘南爆走族』の挿入歌で、歌手としてもデビューした織田。1991年にリリースした「歌えなかったラヴ・ソング」は、本人も出演した自動車のCMソングとして使われ話題に。自身最大のヒットソングとなり、50万枚以上のセールを記録している。
他にも織田は、「Love Somebody」、「OVER THE TROUBLE」といった代表曲を持っているものの、自身主演のドラマ主題歌「君の瞳に恋してる」を、2008年にUZ名義でリリースして以降、目立った歌手活動はしていない。そのため、彼の歌手復帰を待ち望む声は、今も根強く残っている。
織田のデビュー作『湘南爆走族』で主人公に抜擢され、一躍有名となった俳優・江口洋介も、今の若い人には馴染みがないかもしれないが、シンガーとして多数の楽曲を発表している。
1988年に、「ガラスのバレイ」というシングルで歌手デビューした江口は、98年までに11枚のシングルと12枚のアルバムを発売。92年の映画『七人のおたく cult seven』のイメージソング「恋をした夜は」や、94年のドラマ『陽のあたる場所』(フジテレビ系)の主題歌「愛は愛で」はヒット曲となり、大きな話題を呼んだ。
98年にベストアルバムを発売してからは、俳優業に専念するために、歌手活動を控えていたという江口。だが、2016年には20年ぶりに単独音楽ライブを開催。以降も数回のライブを行っており、歌手として、徐々に復活しつつあるといえよう。
同じくauのCMソングをきっかけに、歌手としてブレイクしたのが桐谷健太。歌声が印象的な「海の声」で、『第58回 日本レコード大賞』の優秀作品賞を受賞し、2016年の『NHK紅白歌合戦』にも出演したことを記憶している方は多いだろう。 また、国際的な俳優であるDEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)も、シンガーとして精力的に活動。発表した楽曲が、アニメーションや自身主演のTVドラマの主題歌として起用されるなど、着実に実績を積み重ねている。
――とはいえ、過去を振り返れば、旬な俳優たちが歌手活動をすることは決して珍しいことではない。そこで今回は、今も第一線で活躍している俳優のなかで、本格的な歌手活動を経験している芸能人を紹介していこう。
織田裕二:シングルが50万枚以上を売り上げたことも
江口洋介:シングル11枚とアルバム12枚を発売
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