S うしおととら 雷槍一閃（フィールズ　製造･大一商会） 　1990〜1996年まで週刊少年サンデーで連載、2015年にはTVアニメにもなった妖怪バトルコミック「うしおととら」。思い入れのある人も多いであろう作品が、初めての、しかも業界初の6.2号機としてパチスロ化。注目集まる「S うしおととら 雷槍一閃」のホール導入は、9月6日からとなっている。 　パチスロ「6.2号機」は今年の4月に規制緩和された、6号機の新たな枠組み。変更点は有利区間が1500Gから3000Gになったことで、より魅力的なゲーム性やシステムが実現できるとされている。その第1弾である「S うしおととら 雷槍一閃」のスペックは純増約2.7枚のAT機で、メインAT「うしとRUSH」は最大89%の継続率セットストックタイプ×セットストックタイプ。ATはまず20G+αの「決戦の刻」からスタートし（初回のみ30G）、その後の白面バトル（8G）に勝利すれば継続。 　バトル勝利の鍵を握るのは小役などで獲得抽選が行われる絆玉で、30Gの疑似ボーナス「うしとらBONUS」に突入すれば獲得期待度アップ。さらに白面バトルに負けても引き戻しゾーン「激槍慟哭ゾーン」からのATへの復帰も期待できるのだ。ほかにも「雷槍一閃」や「冥府魔道アタック」といったATのストック特化ゾーンも搭載。フリーズが発生すればAT濃厚かつ高継続率や大量ストックの大チャンスになるぞ。 　通常時は100Gの周期で前兆のチャンスが到来。時空回廊に移行し、CZは小役を引くタイミングが重要な「はんばっかタイム」、図柄が揃えばAT確定の「うしとらガールズ」が存在。またAT突入のメイン契機になる10G++αの疑似ボーナス「うしとらチャンス」は、終了後の遠野妖怪戦道行の結末に注目だ。天井は7周期で到来となるが、有利区間が3000Gになったことで天井から上位ATが期待できるのが6.2号機ならではの特典といえるだろう。新時代の到来を告げる「S うしおととら 雷槍一閃」、これまでの常識を一閃するかも!? 文／キム・ラモーン
ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。