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「先生の大学は偏差値が低い」SNSで監視しあうのは“お互い様”の学校生活

教室では見えない生徒たちのリアル

学校「コロナの影響で修学旅行が中止になるかも、という時にリストから確認したところ、複数の生徒たちが学校や教師、大人や政治に対する不満をぶちまけていました。  これはある意味、普段の教室で生徒が私たちに訴えてくるよりもリアルな“生の声”です。不満をぶちまけていた子がいるクラスで、その子の思いに答える形で“修学旅行が中止になった”と説明すると、それ以上の不満が出なくなりました」  もちろん教師として、一人の人間として、生徒のSNSを逐一チェックしていることに後ろめたさを感じないわけではない。しかしSNSが、使い方によっては生徒指導にも有効活用できる、というのも事実なようだ。

生徒たちのほうが上手「先生の大学は偏差値が低い」

 一方、教師がSNSを使いこなせているとしても「ネットネイティブ」世代の若い学生たちは、それより1枚も2枚も上手だと感じることもあるという。 「教師のフェイスブックなどのSNSが生徒により発見され、プロフィールや書き込みを見られていた、ということもありました。ある同僚は、SNSによって出身大学がばれて“先生の大学は偏差値が低い”と笑われたり、SNSを通じて教師の異性関係を知った生徒から“先生の彼氏いくつ?”と生徒に追求される、というような事例もあります」  そんな経緯もあり、藤川さんが勤める学校では「教員のSNS禁止令」が出されたというが、教師は教師で、職場にバレないような名前でSNSを利用しているというのだから、結局、教師たちが「監視」している生徒たちと同じような境遇に追い込まれているとも話す。
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「社会的に抹殺されてしまう」危険性
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