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サンドウィッチマン伊達にも慕われる芸能界の“愛されおじさん”。人気の理由は「干渉しない」こと?

芸能界の「愛されおじさん」が語る好感度の秘訣とは?サンドウィッチマン伊達、タイムマシーン3号関太ら人気芸人が彼を慕って集まった「二郎会」なるものが存在するなど、人望の厚いお笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎氏(46歳)に聞いた。

“愛されおじさん”のあるべき姿は「ひとり街道を歩く」

ハチミツ二郎

お笑い芸人・ハチミツ二郎氏

「そもそも、俺は『おじさんアピール』を一度もしたことがないですね。へりくだる感じがダサいと思うし、そんなのは全部相手が判断することじゃないですか。とんねるずとかダウンタウンとか、一線級の芸人は『おじさん』をネタにしてないですよね」  媚びない姿勢を貫きつづけるという彼のスタンスは、女性に対しても変わることはない。 「がっついたところで逃げられるだけなので、とにかく聞き役に回る。ドカッと構えて大人の余裕を見せればいいんです。負けそうな試合は、はなから捨てればいい。それは若者だろうがおじさんだろうが変わらない」

慕われる理由は「全く干渉しない」から?

 先輩後輩にかかわらず、たくさんの芸人が彼を慕って集まる理由に関しては「特に考えたことがない」と前置きしつつ、自身のスタイルを振り返る。 「何で集まってくるのかって言ったら、『全く干渉しないこと』が大きいんじゃないですかね。後輩の立場からすると、上からの誘いって予定があっても無下にできない。実際、グループLINEで先輩に誘われた後輩を見てると、みな断る理由を必死で探してます(笑)。  それなら向こうから『飲みに連れていってくださいよ~』って言われるのを待ったほうがお互いのためにもいいでしょ。俺らは飯食った直後でも先輩に誘われたら行かなきゃいけなかったけど、時代が変わりましたから。ウチの会社も、忘年会や歓迎会を含め、今まであった定例の飲み会が全部中止になりましたよ」
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IT関連企業で正社員としても働く
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