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好かれる中年の特徴トップ10。2位は「ミスを認め謝罪できる」

政治家や著名人の失言、おじさん構文の炎上など、非難を浴びることの多いおじさん。下の世代からの揶揄にとどまらず、手を取り合うべき同世代から嫌われてしまうことも。では一体、「愛されるおじさん」はどんな人物なのか。40~60歳の中年男性を対象に「愛されるおじさん」の特徴について聞いた。

中年男性500人が真剣に考えた、愛されるおじさんの共通点とは?

愛されるおじさん

イラスト/サダ

 上位を占めたのが「誰にでも態度が公平」「ミスを認め謝罪ができる」「責任感が強い」など実直な人間性を表した項目。「リーダーシップがある」「マネジメント能力が高い」など仕事の実務面を求める声は低かった。この結果について、人材育成支援企業を経営する前川孝雄氏はこう語る。 「中年男性は、長年会社でさまざまな人の顔色を窺って生きざるを得なかった人が多いです。強制的に出世争いを強いられ、その緊張感からくるストレスは相当溜まっているはず。だからこそ、これからはフラットな人間関係を構築してくれる人と、安心できる居場所をつくりたいと願っているのでしょう」

「他人を見下すことがなかったヤツが、一番信頼されてる」

 アンケートの中には、こんな声も挙がっている。 「30代までは、『自分の方が仕事が出来るんだ』と同僚と張り合ったもんだけど、その頃から他人を見下すことがなかったヤツが、一番会社で信頼されてる」  40代超ともなれば、出世争いの結果も見え始める頃。あとは信頼できる“仲間”と快適な会社員ライフを送りたいということか。
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若者にも女性にも迎合しない姿
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