お金

NISAとiDeCoは無条件で始めるべきか。今さら聞けない「投資の超基本」を聞いた

 停滞する日本経済に不安を感じ、「今度こそ投資を始めたい」と決意を新たにする人も多いはず。そこで、やさしいお金の専門家として金融教育の活動を続ける横川楓氏に、一生使える投資のポイントを伝授してもらった。
横川楓

やさしいお金の専門家・横川楓氏

今の時代、投資はなぜ必要なのか

――そもそも、今の時代、なぜ投資が必要なのでしょうか? 横川 老後2000万円問題をはじめ、国は「自助しなさい」というメッセージを発信してきました。だからこそ、国は「iDeCo(個人型確定拠出年金)」や「NISA(小額投資非課税制度)」という制度を用意しているんですね。この一年半くらいで新型コロナウィルスの感染拡大により経済状況が悪化し、「いつ何が起こるのかわからないな」と資産運用に興味を持つ人は増えているのではないでしょうか。 ――前から投資に興味があったんですが、ずっと二の足を踏んでしまって……。40代で、いまさら投資ってもう遅いですか? 横川 そんなことありませんよ。たとえば「つみたてNISA」の運用期間は20年間ですし、40代の人でも、今から自分の年金を作るみたいな感覚で始められます。最初は誰でも初心者です。始めるなら今が一番若いですよ。

40代は1~2年間働かなくてもいいくらいの余裕を

――お金に余裕がない状態で始めても大丈夫なんですか? 横川 貯金がないのに、投資を始めるのは本当によくありません。投資は余剰資金で行うことが大切です。一概には言えませんが、20代であれば最低3~4か月、40代くらいであれば1~2年間は働かないで暮らせるくらいの余裕があるといいと思います。 ――投資って、いろんな種類がありますよね。それぞれ仕組みも違うし、いざ始めようと思っても、よくわかりません……。 横川 まずは、有名な投資商品を簡単に紹介していきますね。代表的な投資である株式投資は、上場企業の株を売買して、その値上がり益や配当金を得るものです。いろいろな株や債券といった投資商品を組み合わせてワンセットにして運用する商品が、投資信託。ちょっと利率のよい定期預金のようなイメージがあるのが、国債です。あとは、不動産の投資信託であるREIT(上場不動産投資信託)や外貨との為替変動による差益を得るFXなどがあります。
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