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なぜ、「親の批判」をできない人がモラハラ加害者になるのか?

<被害者のためのDV・モラハラを見抜くポイント>

「誰のお金で飯が食えてると思ってるんだ!」「誰に向かって口を聞いてるんだ!」「お前何様のつもりだ!」ということを頻繁に口にするパートナーとは、対等に話すことができません。「下」だと判断した人間の意見を聞くことができないからで、相手の機嫌の良さは「あなたがどれだけ忖度できるか」にかかっています。  この関係を続けていくと、だんだんあなたはあなたらしさを失っていき、生きることが苦しくなります。それが不健全な関係を示すサインです。

<加害者のためのDV・モラハラを自覚するポイント>

 もしあなたが「親を批判するなんてダメなことだ」と思っていたら、その時点で加害的な思考に即座になりうることをご理解ください。誰もが不完全だからこそ「これは嫌だったから、今度からこうしてほしい」と伝え合い、学びあい、お互いが生きやすい関係を目指すのです。  それをしないということは「誰かが我慢しつづける」関係になるということです。そして、そんな関係はいつか限界を迎えて破綻します。GADHAにはたくさんの熟年離婚や別居、子供からの絶縁に至った加害者の方が参加します。彼らの孤独と苦しみたるや物凄いものがあります。どうか、少しでもご自身に加害性があると自覚した方はGADHAにご参加下さい。
DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか

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モラハラ、パワハラ、DV
人間関係は“ことば”で決まる

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