更新日:2022年01月28日 14:53
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ド底辺キャバ嬢の年末年始、コロナ禍のタイへ行く。予約したホテルは閉鎖され…

入国手続きも今ではスムーズに

 2週間の滞在を終えて迎えた帰国の日。帰国するにはPCR検査の陰性証明書が必要となります。日本では出国前に15000円で検査を受けたのですが、バンコクの日本語スタッフ対応の病院で受けても4000THB(約14000円)とあまり変わりません。なお、タイのPCR検査は以前に比べると安くなっているのだとか。無事、陰性証明書をもらえて飛行機に乗ることに。  昨年夏、タイから帰国した友人は空港を出るのに5時間かかったと聞いていたので覚悟はしていたのですが、日本の入国手続きは驚くほどスムーズで降機して1時間半後には外に出ることができました。  抗原検査の結果が出るまで少し時間がかかったものの「My SOS(入国者健康居所確認アプリ)」の登録も含めて空港のスタッフが手際よく対応してくれたのでストレスはなし。私が帰国したときは2週間の自宅隔離が必要でしたが、その翌日に10日間に短縮との発表。さらにタイからの帰国は強制隔離が3日間に決定されたのでタイミングがよかったなぁと。

頻繁に変わる入国条件。海外旅行はまだまだ厳しい

 自宅隔離中は家で仕事をしたり、ボートレースのネット投票をしてダラダラ過ごすことに。「My SOS」では1日2回の位置情報取得のためにビデオ通話があり、毎日の健康状態報告、1日数回の現在地報告をしなければなりません。なお、隔離期間が短縮されたのにアプリの最終待機日はアップデートされないまま。入国者健康確認センターに問い合わせてみると、10日間の隔離期間が終わればアプリをアンインストールしてよいとのこと。  タイでは、2月1日より隔離無し入国「Test&Go」が再開されると報じられています。しかし、日本での感染拡大が落ち着かない限り、帰国後の隔離も含めるとまだまだ行きづらい状況なのは確かです。今回はカウントダウンのタイミングと重なったので、パタヤでは少しだけコロナ前の賑わいが戻っていましたが、頻繁に変わる入国条件や現地の店内飲酒の時間帯などを考えると旅行はもう少し様子を見たほうがいいでしょうね。 文/カワノアユミ
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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