更新日:2022年01月28日 14:53
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ド底辺キャバ嬢の年末年始、コロナ禍のタイへ行く。予約したホテルは閉鎖され…

年末年始にタイに行ったワケ

タイ

大晦日のパタヤ、ウォーキングストリート。コロナの影響でほとんどの店が閉まっていた 写真/カワノアユミ

 私、カワノアユミは昨年末から1月中旬までの2週間、タイに行った。年末といえば国内のみならず、タイでもオミクロン株の感染拡大が懸念されはじめた頃。なぜ、この時期にタイに行ったのか? 現地の様子はどうだったのか? 出国から帰国後までの流れをつづってみようと思う。  本来なら、タイへは昨年11月上旬に行く予定で航空券を予約したのは9月下旬。当時は第5波が落ち着いてきていた頃で、10月1日からタイが開国できるかも……とタイ政府が発表。ですが、結局、開国は延期されてしまうことに……。その後、タイに隔離無しで入国できる国として日本が入ることになり、さらにバンコクでは店内飲酒が再開されるという報道もあって風向きが変わってきたのでありました。  ならば第二の故郷、タイへ行ける!と喜び勇んでいたのですが、新しい入国システムとして導入された「タイランドパス(TEST&GO)」の実装が私の出発日に間に合わなかったのです。結局、出発1週間前にキャンセルしてその後、日にちを変更して予約できたのが昨年末だったのであります。

ガラガラの関西国際空港と機内

 新しくなった入国システム、タイランドパスは出発の1か月半前に申請します。申請に必要なワクチンパスポート等の書類はすでに取得していたので流れはスムーズ。しかし、出発の1週間前、オミクロン株の感染拡大を受けてタイランドパスの新規受付が停止に……。私はすでに承認されていたので従来の条件で入国できたのですが、少しでもタイミングがずれていたら中止になっていたかもしれませんね。
関西国際空港

関西国際空港の搭乗ロビーはガラガラ

 出発当日、関西国際空港のタイ航空のチェックインカウンターはガラガラ。乗客は少なく、タイランドパスのORコードや陰性証明書など必要書類を提出しないといけないのでチェックインにはやたらと時間がかかりました。保安検査場では1メートルの間隔を空けて並び、消毒と検温をして入るのでさらに待たされることに……。  搭乗ゲートでは飲食店や喫煙所など空港内の施設がすべて閉鎖されていて、仕方なくラウンジで時間を潰した後、飛行機に乗り込むと想像以上に空席が目立っていて、これまたビックリ。隣と前後2列の席が空いていたので密を避けながら飛行機はバンコクに到着したのでありました。
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いざ入国! そしてパタヤへ
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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