更新日:2022年03月17日 21:39
ライフ

飛行機1機チャーターのお値段は? 仲間うちの乗り合い便に同乗してみた

オーダーしたのはどんな人たち?

今回このセミオーダーチャーターに応募して当選したのは、国内エアラインの機長の男性。コロナ禍の2020年9月から音声SNSを使い、パイロットの仕事の魅力を伝えるコミュニティを作った。 参加費2万円でメンバーを募り、今回のチャーターを実現させた。搭乗者はリスナーであるため、基本的には当日が初顔合わせである。しかし、そのハンデを感じさせない同じ空を愛するメンバー同士で当日は大いに盛り上がったと聞く。 機内では、アナウンス体験とコックピット見学もオプションで用意され、コロナ禍でも失せないパイロットという職業へのあこがれの気持ちが実機を通して身近に感じられたことだろう。

フジドリームエアラインズに聞いた

フジドリームエアラインズの広報宣伝グループ大村健祐さんは、「今回は4組の応募の中から、航空ファンの方々が集まるグループが当選しました。弊社はチャーターに力を入れており、この進化型が今回のセミオーダーチャーターです。飛行機好きな方々に乗って頂けることを楽しみにしています」と話してくれた。 今後も継続をしていくとのことで、日本全国へチャーターフライト実績のあるフジドリームエアラインズならではの、周遊型だけでなく目的地のあるチャーターフライトも受け付けてくれる。同社が飛んだことにない国内空港でも条件が揃えば可能性はあり、機内食もコールドミールであれば提供できると言う。
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空に興味のある人たちが一堂に
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航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「Avian Wing」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram@kitajimaavianwing

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