映画監督がパワハラを犯した過去を告白「人格を否定するような罵倒をしていました」
ハラスメントを予防するために
――数々の問題が発覚し、映画業界だけでなく、さまざまな分野からハラスメントに反対する声明が寄せられるようになってきました。
古澤:素晴らしい取り組みだと思うし、応援しています。一方で、僕は特殊な人たちを排除したら日本映画が健全になるとは思っていません。きちんと外部からの視線にさらされ続けなければ、日本映画は改善されないのではないでしょうか。
問題の事例として、批判的な目線で僕の発言をみなさんに受け止めてほしいと思います。被害者からすればきっと、僕が語ったよりもひどいことを感じてきたはずです。
――古澤監督が現在、ハラスメントの予防に取り組んでいることはありますか?
古澤:昔の反省を踏まえ、今では現場に入る前、スタッフに対して「この現場でハラスメントに該当することはしないでください」と呼びかけています。当然、監督である自分が加害者になりうることも伝え、その部分についてはきちんと指摘し合えるフラットな関係を心がけて欲しい、と言っています。
自分が問題行為を目撃したら、その場で本人に注意する。あと、セクハラにならないよう、女性キャスト、スタッフと2人きりにならないようにしていますね。話があって食事に行くとしても、必ず第三者についてきてもらっています。
パワハラを受けたスタッフには「とても謝りきれません」
1984年生。京都府在住。かつて勤めていた劇場でパワハラ被害に遭い、日本の映像業界のあり方に疑問を持ち始める。以前は映画ライターとして活動していたものの、現在は業界に見切りをつけ、ボードゲームとヒップホップの取材を続けている。
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