確かにイケメンはアドバンテージが高いことは事実です。とはいえ、それだけでプロのホストとしてトップに立てるわけではないと言います。 「裏を返せば、多少ルックス的に落ちるホストは、自分の容姿がそれほどでもないことを理解したうえで、話術やコミュニケーション能力などを磨きます。そんな努力をした結果、たくさんの指名が入り、ようやくナンバーワンになれるというわけです」 　結果、プロの仕事の対価として年収何億円も稼いでしまうホストも存在します。 　女性にとって、人として相手を思いやる気持ちを備えている男性のほうが「またあの人と話したい」「一緒にいたい」という気持ちになるのは当然。結論を言えば、外見だけでは満足は得られないということです。 　話をデブ業界に戻します。やはりデブ諸氏の中でも「モテるデブ」の方は話術やコミュ力があって、「ホスピタリティー」に長けた方が多いと実感しております。　 　結局、体型うんぬんの問題ではなく、「相手への思いやり」こそが最大のポイントではないかと思うのですが、皆さんはどう思われますか？ 　もちろん、ホストがイケメンなだけではダメなように、デブも優しいだけじゃご飯は食べられませんので、経済力をつける努力も怠るなかれ！ ＜文／倉科典仁＞渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション＆ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X（旧Twitter）：@nori09140914