更新日:2023年05月16日 16:01
お金

競馬で9370万円を的中させた芸人が‟ギャンブルで勝つためのメンタル”を語る

なぜ、競輪・ボートレースにメンタルが必要なのか?

じゃい氏 基本的に、レースのギャンブルの考え方は全て同じです。大きな違いは、出走する数でしょう。競馬なら最大18頭、競輪は9車、オートレースは8台、ボートは6艇なので、当たる確率が違います。  よく「競馬は頭数が多くて当たる気がしないからボートをやる」という人がいますが、当然そのぶん配分は安くなります。ですから、レースのギャンブルは、結果的に同じ考え方で賭けるのがいいでしょう。  僕の知識は競馬に偏っているので、他のレースのギャンブルは積極的にはやりません。ですが、仕事でやることがあるのですが、意外と勝っているのです。  知識がなくてもなぜ勝てるのか?  推測するにメンタルが理由ではないかと思います。  競馬も競輪もオートレースもボートも、当てたいという気持ちに左右されず、どう買えば回収率が上がるか? どのレースが荒れそうか? 狙ったレースに魂を懸けられるか? を考えることが重要だからです。  レースのギャンブルを極めるためには、予想の上手さも必要ですが、まずは勝つためのメンタルが必要なのです。  ボートについて詳しいのに、いつもマイナス収支の人がいます。それがなぜなのかを考えなくてはいけません。そのような人は、「最終レースに全財産勝負!」と、メンタルが乱れて買い方が雑になることが多いです。  どんな種類のレースのギャンブルでも、メンタルについて改めて見直してみると、結果が変わってくるかもしれません。

なぜ、パチンコ・スロットにメンタルが必要なのか?

「パチンコは対機械なので、メンタルとは結びつかない」と思われる方もいるかもしれませんが、パチンコでは、やめどきとメンタルが大きく関係しています。  熱くなって冷静さを失うと、やめどきが分からなくなってしまいます。「自分がやめて、次に座った人が当たってしまったら嫌だなぁ」「これだけ負けているのだから、確率的にもう出るはずだ!」「随分とお金を注いでいるから取り返さなきゃ!」などと、典型的な負けパターンに陥ります。  昔、芸人の先輩ですぐ熱くなる人がいました。負けると台を叩くくらいに周りが見えなくなる人で、『北斗の拳』のスロットを打っていたときには、「アターッ!」と叫びながら、台にケンシロウ顔負けのパンチを食らわしていたことがあります。本当に迷惑な話です。みなさんはやらないでくださいね。  僕が「もうやめましょうよ!」と言っても、「今さらやめられるか! いくら突っ込んでいると思っているんだ!」とスロットを打ち続けます。先輩がやめるときは、お金が底をつきたときか」閉店のときです。僕は先輩が勝っているところをほとんど見たことがありません。頭に血が上った先輩をなだめるばかりでした。  立証は難しいのですが、なぜか熱くなった人にギャンブルの女神は微笑みません。僕も長く勝負事をしていますが、本当にそうなのです。  もちろん冷静な判断ができていないから結果が出ないということもあると思いますが、運すらどこかへ飛んでいってしまっている気がします。余談ですが、「時間がないときに限って出る」というのもあるように感じます。  オカルトの話をしても結論が出ないのでこのあたりにしておきますが、パチンコやスロットを打つときは、熱くなることを抑えて、冷静になり、やめどきを間違えない、勝つためのメンタルが必要なのです。  パチンコも今と昔ではだいぶ違います。昔は数々の攻略法があり、確実に勝てる時代がありました。中には僕自身で攻略法を編み出したこともあります。  しかし、現在のパチンコ、スロットの攻略法はまず難しいでしょう。その中で遊ぶなら、冷静な状態で余裕を持って遊んでください。  決めた軍資金を超えて使い始めたらもう危険です。その人のメンタルは毒に蝕まれています。
1972年神奈川県生まれ。「おつかれちゃーん」でお馴染みのお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ。パチプロだった祖父の遺伝かギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入。また、WIN5で2022年8月に9370万円、2014年に4432万円、2012年に3775万円、トリプル馬単を2020年に6410万円的中させている。現在は、チャンネル登録者数21万人を超えるYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」や、ニコニコチャンネル「じゃいチューブ(笑)」で競馬や麻雀などを中心に発信している。
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