元UUUM“社員YouTuber”が、新卒入社から25歳までに独立を決めたワケ「何もないまっさらな状態でも」
「ぷらぷらぶ」のMCを務めた2年間は“第二の青春”
そして、2020年9月にYouTubeチャンネル「ぷらぷらぶ」のMCに抜擢されると、そこからさまざまな動画へ出演。“社員YouTuber”として、次第に人気を獲得していく。 「『ぷらぷらぶ』では、動画撮影の現場でも自分たちで撮影から企画、構成を考えていたので、“ありのままの自分”を出すように心がけていました。そんななかで学んだのは、メンバー同士の役割分担でした。誰かができないものは、誰かがフォローする。お互いの得意・不得意や性格を理解し、みんなで助け合いながら動画を作っていく重要性を学ぶことができました」 最初は考え方が合わず、意見の不一致が生じたため、メンバー同士でぶつかることも多かったとか。転機になったのは、2021年9月にメンバー3人が1ヶ月間、ハウススタジオを借りて寝食を共にしたことだった。 「プライベートも仕事も一緒に過ごしたことで、お互いを理解し、腹を割って話せるようになりました。1ヶ月という期間ですが、すごく濃密な時間だったと思います」 さなまるさんは、ぷらぷらぶのMCを2年間務めていたが、その期間は「“第二の青春”のような感覚で、とても思い出深いものになっている」と目を細める。 「2年間、YouTubeチャンネルに出させてもらって、本当にいろんなことがありましたが、すべて楽しい思い出として心に残っています。なかでも一番のエピソードは、短編ドラマ企画の『シンデレラ三姉妹』でヒロイン役に選んでもらったこと。撮影のためにスタジオを借りたり、台本を用意したりと、かなり本格的な企画だったんですが、私自身はドラマの出演経験がなくて。 不安と楽しみが入り混じりながら、必死に演技をしていましたね。でも、この企画をきっかけに演技にハマったので、また機会があればドラマにも挑戦したいなと思っています」
目標は“職業さなまる”
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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