肩こりの原因はほとんどココ!痛みを解消するストレッチ2つ
腰痛や肩やひざの痛みなど、日常的な痛みや違和感を抱えている人も多いかもしれません。中高年にもなると、これらの悩みは避けられないものに思えます。しかし、「整形外科、接骨院、整体などに通っても治らなかった痛みがピタリと消えた」と評判なのが、神経系ストレッチ専門店のパイオニア・兼子ただし氏。
10秒で長年の痛みが消える!神経系ストレッチ』(主婦の友社)より、肩から腕の不調の原因を解消するストレッチを紹介します(以下、同書より抜粋)。
「腕神経叢(わんしんけいそう)」とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、肩の神経はすべてここを通っており、腕を支配している、入り組んだ神経です。肩から腕、手にかけてのしびれやこり、疲労はここに原因があることが多いです。
首の筋肉や鎖骨、肋骨、胸の筋肉が締めつけられることにより症状が出るのがこの腕神経叢。幅広い場所が原因となるため、肩こりに悩まされる人は多いです。
同じような「肩の痛み」でも、腕を下げてストレッチしたほうがいいのか、上げてストレッチしたほうがいいのかは、痛みやしびれの場所によって異なります。首に近いエリアがつらい場合は手を下げてストレッチ、背中に近いエリアがつらい場合は手を上げてストレッチをすることで効果があります。
とはいえ、慢性疼痛の場合は痛みのエリアが特定しにくいことも多いので、もしご自身でどこが痛いのかはっきりとわからない場合は、まずは両方の神経系ストレッチを試して、どちらがラクになったかを確認してみてください。その後はよりラクになったストレッチだけでもOKです。
痛みを引き起こしているのは「神経」という点に着目。圧迫されてズレた神経をつまみながら呼吸することで正しい位置に戻す「神経系ストレッチ」を施しています。今回、そんな兼子氏による話題の新刊『肩から腕の不調の原因はほとんどココ
どこが痛いかはっきりわからない場合は
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ストレッチトレーナー / 理学療法士。早稲田大学大学院スポーツ科学科修士号取得。2001年に日本初のストレッチ専門店「SSS」を開業し、ストレッチ業界のパイオニアとして、長年に渡り活躍。独自に開発したKanekoストレッチは、国士舘大学との共同研究や早稲田大学大学院にて研究を重ねるなど、その効果を科学的に追究している。理学療法士としての研究から、慢性的な疼痛や痺れなどにアプローチする新たなストレッチとして、神経系ストレッチを開発。公式YouTubeチャンネルでは、病院では治らずに長年の痛みに苦しんでいる人々を瞬時のストレッチで救い、大きな話題となっている
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