更新日:2023年10月05日 12:02
エンタメ

MEGUMI42歳、“仕事を待つだけ”の芸能人が“自分のやりたい仕事”を叶えていくまで「“事業計画書”は目から鱗だった」

“事業計画書”を書くことで自分を見つめ直す

ALWAYS WELCOME

「RISE with SHOP SMALL 2023」のテーマとなる“ALWAYS WELCOME”のキービジュアル

 アメリカン・エキスプレスの中小店舗オーナー向け支援「RISE with SHOP SMALL 2023」のスペシャルサポーターを務めるMEGUMIさんは、本プログラムのテーマとなる「多様性」で意識しているポイントについて、「英語表記のメニュー表やグルテンフリーのメニューを多く取り入れ、より多くの人が楽しめる店舗づくりを心がけている」と説明する。  また、芸能活動や経営などで多忙を極めるなか、目標や計画を詳細に記した“事業計画書”を作成するのを習慣化していて、最低でも月2回はやるべきことの棚卸しやスケジュールの進捗など、自分を見つめ直す時間を設けているそうだ。
MEGUMI

2023年9月23日に開催されたアメリカン・エキスプレス「RISE with SHOP SMALL 2023」授賞式に登壇するMEGUMIさん

「事業計画書を書くようになったのは、『Cafe たもん』の経営で銀行から融資を受ける際に必要だったからです。そこで感じたのは、まさに『地図』なんだということ。1年後、3年後、5年後にそれぞれどんなメニューを作って売り上げや集客をあげるのか……想像するしかないわけですが、事業計画書を書くことで、明確な目標ができるんです。  これを具現化するためにどうすればいいのか、というのを考えていくメカニズムは芸能界にはなかったので、“仕事が来るのを待つ”のを打破したい自分にとっては目から鱗でしたね。目標を明確化することで、本当に自分がやりたいことが現実になる。  ただ、ひとつ言えるのは『夢を考えるには時間がかかる』ということです。結構、面倒くさいことだと思うんですよね。本当に好きなものなのか。寝なくてもずっと考えられるものなのかという夢は1、2日では絶対に出てこない。しっかり自分と向き合う時間を取ることは、AIにできないわけで。情報過多の時代において、『自分がやりたいことは何か』を1ヶ月くらい考えるのはすごく大事になるのではないでしょうか」  今後の展望としては「映像プロデューサーとして海外映画祭に出たい」と抱負を述べる。 「いろんな活動をしてきた全部の“集大成”が映像だと思っていて。これを海外に発信していき、しっかりと評価を得てビジネスにしていくのが目標です」  常に新しい目標に向かって突き進むMEGUMIさん。不確実性が高く、先行きが読めない時代だからこそ、“自分らしく生きる”ヒントになる部分も多いかもしれない。 <取材・文/古田島大介>
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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