「18歳で初めて顔にメスを入れた」…外見に不満があった才女が“整形計画”を完璧に遂行するまで
「誰かのためではなく、自分の気持ちを晴れやかにするために美しくなりたかった」。そう語るのは、有名国立大学を卒業し、現在は大手銀行に勤める岡田幸恵さん(仮名・29歳)。彼女は中学生の頃から美容整形の計画を立て始め、18歳の頃に初めて自分の顔にメスを入れ、就職前には予定していたすべての施術を完了させたという。
自身の知性を最大限に生かし、まるで職人のような姿勢でストイックに“美”を作り上げた、彼女の軌跡を追った。
幼い頃から自身の容姿に不満を抱いていた岡田さん。テレビで流れる美容整形外科のCMをぼんやりと眺めながら、「いつか自分もやってみたい」と考えていたそう。
歳を重ねるにつれて顔への嫌悪感が高まっていったという岡田さんだったが、そんな彼女に希望を与えたのは、中学生の頃に出会ったアイドルだった。
「国民的アイドルユニットの人気メンバーがテレビに出ていたのを見かけて、すごく綺麗な人だと思い、興味が湧いて調べてみたんです。すると、彼女の名前のあとに『整形』という検索のサジェストが出てきて。掲示板やブログで彼女のビフォー・アフターがたくさん晒されていたのですが、そのビフォーの写真が、どこか当時の自分に似ていたんですよね。美容整形でここまで顔を変えられることに心底驚き、美容整形への思いが『いつか』から『絶対』に変わりました」
その日から岡田さんは、美容整形外科のホームページや美容整形体験者の個人ブログを回遊し、情報収集を行うようになった。しかし、彼女のリサーチは机上に留まらず、より確実な情報を求めて渡米まで経験したという。
「さまざまな症例を通じて『美容整形は魔法じゃない』ということに気が付いたので、費用対効果の低い施術はなるべく避けたくて。日本美容整形外科学会とアメリカ美容外科学会が開催した『American Academy of cosmetic surgery』に参加し、医師に直接質問をしたこともありました」
整形を決意させた“とあるアイドル”の存在
「整形の情報収集のため」10代で渡米
1994年生まれ。フリーランスライター兼タレント。ミス東スポ2022グランプリ受賞。東京スポーツ、週刊プレイボーイ、MEN'S NON-NO WEB、bizSPA!フレッシュなどで執筆。隔月刊漫画雑誌「グランドジャンプめちゃ」にて連載中の漫画「スワイプ」の原作も務める
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