更新日:2024年03月16日 13:23
スポーツ

高木豊、里崎、片岡、岩本…「人気野球YouTubeチャンネル」仕掛け人は同一人物、その素顔とは

高木豊氏との運命の出会い

 野球への熱い想いが、運命の出会いを引き寄せることになる。 「僕の地元の先輩が、偶然にも豊さんと知り合いだったんです。それも、豊さんや片岡さんのYouTubeチャンネルの動画を撮る仕事をされていると聞き、これは千載一遇のチャンスだと。とある時、その先輩が北海道日本ハムファイターズのキャンプ地である沖縄県名護市に動画の撮影で行っていることを耳にして、ダメもとで電話をしたんです。『荷物持ちで構いませんので、合流させてもらえませんか?自腹で沖縄へ行きますんで!』とお願いすると、先輩が上手く話をしてくださったのか、豊さんから『いいよ』と言っていただいて。『では、すぐに行きます!』と間髪入れずに沖縄へ向かいました。  プロ野球のキャンプ地に行けるうえ、いつもテレビやYouTubeチャンネルで観ていた豊さんにお会いできるなんて、プロ野球ファンからすれば天国じゃないですか。現地に着いて豊さんにお会いできた時は感激しましたし、目の前で行われているプロの練習を豊さんが横で解説してくれる。野球の知識が深められますし、『こんなに贅沢なことがあっていいのか!』とワクワクしました」

片岡氏とは関西人繋がりで打ち解ける

 K氏は沖縄の地で片岡氏とも対面。片岡氏のキャンプ取材にスタッフとして同行を許され、2人でレンタカーに乗って移動することに。当時の車中での様子を興奮気味に振り返る。 「自分が片岡さんと同じ関西人だったり(片岡氏は京都府出身)、お互いに高校野球のマニアだったり、片岡さんが阪神タイガースジュニアチームの監督を務められている時の教え子達が、僕と同じ地区の後輩だったり……いろいろな共通点があって話が弾んだんです。片岡さんとしては『こいつおもろいな。俺が面倒見てやるわ』みたいな感覚だったのか、やさしく接していただいたのを覚えています。  キャンプ地での撮影が終わり、豊さんは朝8時半ぐらいのフライトで沖縄から帰られる予定だったのですが、その前に『一緒にそばを食べようか』と言ってくださったんです。那覇空港の立ち食いそばで食べている時、『東京で待ってるから、来いよ』と言っていただいて……その時の喜びは忘れられません。東京に行くことを即決しましたし、姫路名物の穴子を持参して、すぐに事務所にご挨拶に行きましたから(笑)
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野球に対する熱量は誰にも負けない
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千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton
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【Satozaki Channel】
【片岡篤史チャンネル】
【岩本勉チャンネル】
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