「2024年3月に開園したテーマパーク」“ショッピングモールの居抜き”なのに違和感が全くない理由
―[テーマパークのB面]―
3月1日にオープンした「イマーシブ・フォート東京」。かつてお台場に存在した「ヴィーナスフォート」の跡地を活用した話題のテーマパークだ。プロデュースしているのは、これまでUSJや西武園ゆうえんちのリニューアルに携わってきた森岡毅が代表を務める株式会社・刀。否が応にも期待は高まるものだ。
本邦ではじめてとなる「イマーシブシアター」というアトラクションを主体としているようだが、具体的には何が特色で、どういった楽しみ方があるのか。テーマパークラボ代表の中野キューさんに見どころを紹介してもらったのが前回の記事。後編となる今回は、「戦略面」について重点的に聞いてみることにした。
「シャッター街であること」に違和感がない設定
「逆向きのジェットコースター」にも通じる理念
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ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
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