“インバウン丼”で話題の豊洲「千客万来」に客が困惑する場所が…改善すべき“ちぐはぐなコンセプト”
―[テーマパークのB面]―
全国に数多くあるテーマパーク。今もなお新しいテーマパークが生まれては人々を楽しませ続けている。しかし、そんなテーマパークには、あまり語られることのない側面が存在する。そんな、「テーマパークのB面」をここでは語っていこう。
2024年2月1日、豊洲市場の隣に誕生した「豊洲千客万来」。豊洲市場と同じく2018年に開業する予定だったが、事業者の変更やコロナ禍を経て、5年以上も遅れた開業となった。
最終的な施設管理者は、小田原を拠点とする温泉施設グループ「万葉倶楽部」。施設は、同社が運営する温泉施設、それと飲食街の「豊洲場外 江戸前市場」から成り立っている。
江戸時代にタイムスリップしたような感覚に
実際は外国人ばかりではなかった
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
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