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3大弁当チェーンの「のり弁」コスパがいいのはどれ?ほっともっと・オリジン・ほっかほっか亭

“元祖のり弁”ほっかほっか亭の実力は?

 では満を持して、元祖のり弁・ほっかほっか亭に登場してもらいましょう! 「のり弁当 400円(税込)」です。
ほっかほか亭

ほっかほっか亭「のり弁当 400円(税込)」

 こちらの後がけソースは、「マヨしょうゆ」。2020年11月に、白身魚フライのボリュームアップとともに味付けがマヨしょうゆに変更されたようです。実食!
のり弁

マヨしょうゆは絶妙なアクセントに

 白身魚のフライは外サクサクで中はふわっと。マヨしょうゆは少し甘めの味付けで、マスタードもほんのり香ります。この味付けが絶妙で、花かつおをまぶしたご飯&のりが持つ醤油の塩味を、旨みに変えていると感じました。  ちくわの磯辺揚げは青のりの風味がほどよく、太めにカットされたごぼうのきんぴらは土の香りが立っており、漬け物の柴漬けはしその香りが豊か。 「計算されたアクセントが随所にちりばめられており、最後まで食べ飽きない」と感じました。

筆者の推しは「ほっかほっか亭」

 3つを食べ比べた結果、まず「白身魚フライの味付けが3社3様」というのは意外な結果といえるのではないでしょうか。さらに、メインおかずだけでなくサブの付け合わせに実はけっこう違いがあって、これが全体のバランスに思いのほか影響しており、弁当の奥深さをつくづくと感じました。   筆者の感想としては、やはり元祖は強し。構成要素のバランス・量の配分が絶妙だと感じました。  大きいフライとちくわ天にかぶりつきたい! というおかずの満足度重視の方は「ほっともっと」、タルタルソースをたっぷりかけて味わう贅沢感を、お得に味わいたいという方は「オリジン弁当」もぜひチェックしてみてくださいね。 文/川瀬章太
フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中
X(旧Twitter):@kawase_syota
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