3大弁当チェーンの「のり弁」コスパがいいのはどれ?ほっともっと・オリジン・ほっかほっか亭
寒暖差があまりにも激しい3月を越え、ようやく春到来。休日にはぽかぽか陽気の中、お弁当を片手にどこかにお出かけしたくなる方も多いのではないでしょうか。
というわけで今回は、手軽なランチやご家庭でメニューに困ったときの強い味方・弁当チェーンの、シンプルにして王道「のり弁当」を食べ比べてみたいと思います。
「あんなシンプルな弁当に違いなんかないやろ」そんな声が聞こえてくるようです……。しかし、構成要素が少ないからこそ、各社さまざまな工夫を凝らしているんですよ。
おかかご飯にのりを被せ、そこに白身魚フライとちくわ天をトッピング。あまりにも見慣れて当たり前になっていますが、ご飯とおかずがセパレートになった通常のお弁当と違い、両者がドッキングしたスタイル、さらにおかずが白身魚フライとちくわ天って、実はけっこう独特だと思いませんか?
さて実食に移りましょう。今回は“のり弁の元祖”と言われている「ほっかほっか亭」、そして「ほっともっと」・「オリジン弁当」の3社を食べ比べ。日本3大弁当チェーンが販売している、追加トッピングなどのないベーシックなのり弁を食べ比べます。
まずは「ほっともっと」の「のり弁当 390円(税込)」から。
白身魚フライに後がけする、だし醤油とプレミアムソースを選べる仕様になっています。今回は20円プラスし、両方を試してみました。
だし醤油はダシ感よりも醤油の風味が強く、白身魚フライをさっぱりとさせてくれます。プレミアムソースはフルーツの甘み・風味とスパイシーな香りのパンチがかなり効いていました。弁当全体の印象が意外なほどに変わるので、気分に合わせて選んでみるとよいでしょう。
肝心の中身はというと、白身魚フライもちくわ天も、かなり大きさのインパクトがあります。
ご飯はかつお節の風味が強めで、ごぼうのきんぴらは細切りで甘辛、たくあんの漬け物は少しピリ辛でした。
総括すると、「選べるソースとともに、メインおかずの白身魚フライとちくわ天をがっつり楽しめる」と感じました。
「ほっともっと」は“おかずの大きさ”が魅力
“おかずの大きさ”も魅力的
フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中
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X(旧Twitter):@kawase_syota
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