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平凡なサラリーマンが「10か月で月収850万円」に。水島翔式FXトレード術とは

水島さんが使うのは「水平線」のみ

 FXのトレードをするための分析、いわゆるテクニカル分析にはさまざまな種類がある。「ボリンジャーバンド」や「一目均衡表」のようなインジケーターを使用する人もいるし、「ダブルトップ」や「ダブルボトム」のようなチャートパターンを主軸にしている人もいる。しかし、水島さんの分析は非常にシンプルかつ分かりやすく、「水平線」しかほぼ使わないという。 「僕がここまでFXで実績を残すことができたのは、水平線の使い方を徹底的に研究したことが大きいと思っています。水平線は、人によって引き方のバリエーションが少ないのが特徴です。ですから、多くのトレーダーと同じような水平線を自分も引ければ、相場の反転や加速などのポイントにかなりの精度で当たりをつけることができます。  水平線のポイントは3つあります。 ①重要な高値・安値、一定期間の最高値・最安値 ②価格の動きを跳ね返す役割を果たす支持線(サポートライン)と抵抗線(レジスタンスライン) ③一度ブレイクすると、サポートとレジスタンスの役割が入れ替わることがある ということです」  価格の下落を跳ね返す役割を果たしている水平線を「サポートライン」(支持線)と呼ぶ。そのサポートラインを下にブレイクすると、今度は上昇を跳ね返す役割に転じることがある。これが「サポレジ転換」だ。  サポートラインを下にブレイクしたら売り。下抜けしてから一時的に上昇しても、そのラインがレジスタンスとなって再び下がったら売り(戻り売り)、というのが基本的な戦略だ。  逆に、価格の上昇を跳ね返す役割を果たしている水平線を「レジスタンスライン」(抵抗線)と呼ぶ。そのレジスタンスラインを上にブレイクすると、今度は下降を跳ね返す役割に転じることがある。これが「レジサポ転換」だ。  レジスタンスラインを上にブレイクしたら買い。上抜けてから一時的に下がっても、そのラインがサポートラインとなって再び上がったらさらに買い(押し目買い)の基準になる。 「実際のチャートでもこのパターンは非常に多く、サポートラインを下にブレイクしたら今度はレジスタンスラインに変わることもあって、この時は戻り売りのチャンスです。  反対にレジスタンスラインを上にブレイクしたら今度はサポートラインに変わることも多く、この時は押し目買いのチャンスとなります」  水平線を引くのには慣れがいるが、水平線を引いて、値動きとの答え合わせをするほど精度はアップしていく。水島さんのトレード手法は、上位足チャートから下位足チャートに水平線を引きながら、各時間足のトレンド見極めていくというもの。ぜひ実際の為替相場という荒波で水島式水平線を書き込んで、トレンドをつかむ練習をしてみてほしい。 文・構成/日刊SPA!取材班
事業投資家。株式会社好きなことで生きていく代表取締役。スキャルピングとデイトレードを得意とするFXトレーダーでもある。1984年、富山県生まれ。高校を中退し、地元建設会社、漁師、大手運送会社に勤務。会社員生活を送るが、FXに出合い、10か月後に月収850万円を突破。現在は好きなことで生きていくためにライフスタイルを発信。地域創生のために飲食事業や不動産事業なども展開する。YouTubeチャンネル「FX/ryoushi-trader」の登録者数は14万人超。SNSのフォロワー数は延べ20万人を超える。 自身のライフスタイルやお金を稼ぐためのマインドを綴った『株式会社好きなことで生きていく』(扶桑社)のほか、デイトレ・スキャルピングのノウハウを一冊に凝縮した『漁師トレーダー翔の「一本釣りFX」 世界一やさしいデイトレ・スキャルピング入門』(ぱる出版)、解くだけでFXで稼ぐ力が身につく最新刊『爆釣FXドリル 【実録】知識ゼロから10か月で月収850万円を達成した「S級スキャルピング」』(KADOKAWA)が発売中 ●YouTube:「FX/ryoushi-trader」 ●X:@ryoushitrader ●Instagram:@ shooooo.__/

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