更新日:2024年12月04日 15:17
エンタメ

元人気セクシー女優の“今”。引退作に500万円のギャラ提示も「断っちゃいました」

新宿2丁目で店を始めることに…

愛奏 その後はVシネマや成人映画に出演するように。だが「最初は驚きの連続だった」と苦笑する。 「まず、ギャラが10分の1ぐらいなんですよね。売れないミュージシャンがライブをすると逆にお金がなくなっていくっていうけど、本当にそんな感じでした。  でも私は、現役時代にホストとかブランド物にも興味がなく、派手にお金を使っていなかったので、生活は大丈夫でした。そういう自分の性格と貯金のおかげで、今まで続けられたと思いますね」  俳優として活動しながら、自身の店「Shrimp Bar Ebidon」は12周年を迎える。 「店を始めたのは本当に成り行きといいますか。俳優仲間たちのお疲れ様会があって、そこで行ったスナックで週1回とか2回ぐらい働くようになりまして。飲み屋での接客がけっこう自分に合っていたみたいで、『店をやって欲しい』って、けっこう言われたんですね。ただ、自分でやるなんてピンとこないし、大変そうだなって。断ってばかりいたときに、知り合いの映画関係者がゴールデン街で働いていたのを見て、“あ、こんな感じならできるかな?”と思ったんですよね」

新宿2丁目の店が12周年「続けているというか、辞めていないだけ」

愛奏 そして縁あって現在の店をオープンするに至ったというが、12周年を迎えるまで続けるなんて並大抵のことではない。その理由を聞くと、予想外の答えが返ってきた。 「続けているというか、辞めていないだけ。才覚がないといえばそれまでだけど、すごく儲かるわけではないし、普通の人なら辞めてるんじゃないかなぁと思います」  愛さんは「惰性でやってるだけなんです」と豪快に笑うが、それだけで続けるのは無理だろう。 「一応、店のコンセプトが“人類の未来を考えるBAR”なんですが、文化的なお客さんが多く来てくれるんです。たとえば、映画関係者や画家などのアーティストとか。ふだん知り合うチャンスもないから、私自身、勉強になっている部分は大きいです」
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「ずっと修羅場です(笑)」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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