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「死んでくださーい」やす子に暴言で大炎上のフワちゃん、“反射神経の鋭さ”が完全に裏目に

やす子の投稿に引用リポスト「お前は偉くないので、死んでくださーい」

フワちゃん

問題になったフワちゃんの引用リポスト(現在は削除済み)

 またフワちゃんが炎上しています。8月2日に<やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす>というやす子のX投稿を引用リポストして、<お前は偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす>と返信。これがあっという間に拡散し、フワちゃんが<ご本人に直接謝ります>と釈明する事態になっているのです。  これまでにも度重なる遅刻や、飛行機搭乗時のリクライニングシートをめぐる振る舞いなどで世間を騒がせてきたフワちゃん。しかし、今回の騒動はそれらとは明らかに異質です。裏アカウントでの投稿を誤爆したと思しき発言からにじみ出る陰湿さに、彼女の新たなダークサイドを見たと感じる人も多いのではないでしょうか。  ネット上には<2度とメディアで見たくない>とか<完全に一線を超えた>といったコメントが寄せられ、フワちゃんは最大のピンチを迎えていると言っても過言ではありません。

したたかなコミュ力で芸能界をのし上がってきたフワちゃん

 そもそもフワちゃんとはどういうタレントなのでしょうか? YouTuberという肩書で世に出てきたものの、その映像作品はほとんど知られていないし、タレントと言っても歌をうたうわけでも演技をするわけでもない。笑いを取るけれども、芸人のような話芸や機転があるわけでもない。よくよく考えてみると謎の存在なのです。  お笑い評論家のラリー遠田氏は、こう評していました。<視聴者や共演者は「フワちゃん」という人間をどういうふうに見ているのか。それを踏まえて、どういうふうに行動すれば彼らを楽しませて、彼らと良い関係を築くことができるのか。彼女はそのことを冷静に考えて、戦略を練って、それを実践してきた。>(『AERA dot.』 2024年3月23日)  つまり、一見自由奔放でありながら実は計算高い人間性を武器に、したたかなコミュ力でのし上がってきた、というわけです。
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反射神経の鋭さが完全に“裏目”に
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音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

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