教員の給料を時給換算してみたら“驚きの結果”に。勤続年数によって「最低賃金を下回る」場合も
アルバイトと大差ない時給。非常勤講師が上回ることも
例えば、月給が40万円で、月の労働時間が200時間の場合、時給は以下のようになります。
400000(円)÷200(時間)=2000(円)
もし労働時間が300時間に達する場合、時給は以下の通りになります。
400000(円)÷300(時間)=1333(円)
当たり前ですが、労働時間が長ければ長いほど時給は下がっていきます。家庭の都合で早く帰らなければならない先生もいますが、仕事が減るわけではありません。
教材研究などの仕事を家でする場合、その時間も含めるとはっきりとした労働時間は出せないのが実態です。時給換算すると、アルバイトの時給と大差ない金額になることもあります。
また、経験が浅い、若い先生たちは月給が少なく、労働時間が長い傾向がありますので、仮に月給25万円で300時間労働した場合、以下のような時給になります。
250000(円)÷300(時間)=833(円)
令和6年度の最低賃金(全国加重平均額)は1055円(参考:令和6年度 地域別最低賃金 答申状況)なので、それを大きく下回っています。
ちなみに、東京都の非常勤講師の時給は、教員経験10年ほどあれば2690円ですので(参考:東京都公立学校教員採用ポータルサイト)、時給のことだけを考えると非常勤講師の方が全然いいんです。
教員志望者の減少の一因になっている可能性
勤続10年の元小学校教員で、現在は民間企業人事部に勤める。会社員・副業ブロガー・Webライターの三刀流で働きながら、教員の転職・副業・働き方改革について発信中。「がんばる先生を幸せにする」のがモットー。X(旧Twitter):@teach_happiness
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