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大雨で密閉されたタクシーは“耐えられない悪臭”だった…「次の被害者が出ないように」乗客がとった行動

ついに我慢の限界がきてしまった

我慢の限界で下車 悪臭と蒸し暑さの中、なんとか耐えていた石黒さんでしたが、ついに我慢の限界に達し、「すみません、次の初台で降りてください!」と声を振り絞って伝えたといいます。  運転手はルームミラー越しに石黒さんを見つめ、最初は不思議そうな表情を浮かべていたようですが、石黒さんの苦しみはすでに頂点に達していたため、「お願い!早く降りてください!」と再度叫びました。  ようやく状況を理解したのか、運転手は渋滞の車の間をすり抜けて出口に向かい、甲州街道に降りてくれました。 「これがいわゆる『スメルハラスメント』というものですよね。運転手に悪気はないとしても、耐え難い状況で、いっそのこと飛び降りようかと思いました。本人は自分の匂いに気づいていないのでしょうか。  だから、下車する際に『ごめんなさい、匂いが耐えられませんでした』と伝えたんです。運転手は驚いた様子でしたが、これ以上の被害者が出ないように気づいてほしいと思いました」 <TEXT/八木正規>
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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