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「本当に60代?」SNSで“奇跡の66歳”と話題の女性を直撃。唯一のポリシーは「嫌なことをしない」

メンバーに実年齢を伝えた際の裏話

打首獄門同好会

2024年で結成20周年を迎えた「打首獄門同好会」(提供写真)

 ロックバンド「打首獄門同好会」にサポートメンバーとして加入して18年が経つというが「最初の2年間はメンバーにも年齢を伝えていなかった」んだとか。 「別に隠していたわけではないけど、あえて言わずに2年が経った時、今の所属事務所との専属契約の話が持ち上がったんです」  専属契約をするとなれば、契約書が必須だ。junkoさんは当時40代後半。実年齢を言ったら「クビになるかも……」という不安もあったが意を決してメンバーに年齢を伝えることにした。 「その頃、メンバー2人は20代だったんですが『私のことを少し年上の30代くらいに思っているな』っていうのが肌感覚でわかっていたんです。まずはドラムの河本あす香に伝えたんですが、『嘘でしょ!』『嘘でしょ!』って、ずっと信じてもらえませんでした」  次はリーダーであるギター&ヴォーカルの大澤敦史さんに、リハーサルの帰りに「話がある」と話を切り出したそうだ。 「そこで『あす香には言ったんだけどね、私、アラサーじゃないんだよ。アラフォーでもない。もうアラフィフ、50歳近いんだよ』って暴露したんです……すると、まさかの大爆笑。  リーダーは深刻な様子に『もしかして脱退したいのかも?』と心配していたようで(笑)。あす香同様、気にならなかったようでクビにもならず、今日まで至ります」  そして、無事に専属契約を済ませた。

ファンの反応「すっごく驚いてくれました」

junko junkoさんが年齢を公表したのは6年前の自身のバースデーライブ。公表のキッカケになったのは、「マキシマム ザ ホルモン」ドラムのナヲさんだったという。 「ナヲさんと仕事でご一緒したときに『いくつなの?』って聞かれて、ナヲさんには嘘をつけず、正直に『今年60歳の還暦です』と答えたら『絶対に公表しなよ!』って言ってもらえて」  その場にいたメンバーと事務所のスタッフは、速攻でjunkoさんのバースデーライブを決定し、ライブハウスを抑えたそうだ。  ファンの人に実年齢を公表することに抵抗はなかったんだろうか? 「抵抗は特になかったです。ファン以外にも、友人にも本当の年齢をわざわざ言ってなかったから『一気に発表できて良かった』って思いました」  還暦であることを公表すると「ファンはすっごく驚いてくれました」。そこから環境が「劇的に変わった」というのだ。
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何歳になっても「ベースを弾きながらステージを走り回っていたい」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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