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イタリアは選挙ポスター貼り放題の無法地帯!?

候補者の名前連呼、お決まりの選挙ポスターばかりが目立つ日本の選挙。じゃあ世界の選挙はどんな感じなの? というわけで、各国大使館や在日外国人、現地在住日本人に各国の選挙事情を聞いてビックリ! 選挙権年齢はもちろん、投票方法、投票率、選挙運動も日本とは全然違うのだった。これを読めば、アナタも選挙に行きたくなるはず!

イタリア
他候補のポスターの上に自陣営のポスター重ね貼りは当たり前!

「投票期間は日曜8~22時、月曜7~15時の2日設定され、月曜の夜~翌朝に投票結果が出ます」と、プロダクト・インテリアデザイナーの椎名香織さん(ミラノ在住)。

「印象的なのはポスター。一応、掲示用のパネルが設置されますが、実際は街の至るところに勝手に貼られます。ある候補者のポスターが10枚連続で貼られた数時間後、同じ場所が別の候補者のポスターで埋め尽くされて、前のが完全に隠されてしまうなんてことも。財力と人力のある候補者のポスターが重ね貼りされていくんです」

「実は、イタリア国民は大の政治好き」とあって、選挙に関係なく週4日はゴールデンタイムに政治討論番組が放送されるほど。

選挙前ともなれば、候補者が次々に討論番組に出演して怒鳴り合い、相手候補や政党をあらゆる角度から批判……というか罵倒し合う。番組を見ていたベルルスコーニ首相が怒り心頭で放送中に電話をかけてきて怒鳴り散らしたあと、一方的に電話を切る、なんて場面が何回も放送されています」

 選挙期間中、ごくまれにポスターを貼った宣伝カーを街中で見かけることはあるが、拡声器で声を上げたりはしないそう。繁華街や駅前での街頭演説もなく、「大広場などで党主催の演説会を開く」のがイタリア流。

「そのような場では、『君たちは僕に投票するべきだ』と理詰めで有権者を説得するのが一般的。日本のようにひたすら頭を下げて『お願いします!』と連呼するような候補者は見かけませんね」

 熱血ラテン系選挙と思わせつつ、意外と冷静な面もあるようで。

― [世界の選挙]ビックリ!白書【3】 ―

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