転職理由の1位は「会社が潰れそう」だから!?
◆転職理由の第1位は「会社が消えそうだから」
’07年度には1019億円の最高益を出していたシャープが、’11 年度には3600億円という過去最高の赤字会社に転落した。最盛期のわずか4年後の悲劇である。
誰もが「安泰」と思っていた大企業が、突然倒産したり、経営難に陥ってしまう――今やそんなケースを聞いても驚かない時代になった。海外との競争、景気低迷や少子化による国内需要の冷え込みなど、日本企業を取り巻く現状はきわめて厳しい。転職支援サイト「キャリコネ」の各務正人代表は「業界の6~7番手あたりにいる企業は、この5~10年のうちに再編の対象になってもおかしくない」と話す。
転職サービス「DODA」が昨年行った調査によると、転職希望者の「転職理由」第1位は、キャリアアップでも年収アップでもなく「会社の将来性が不安」(14.2%)だったという。少なからぬ人が「自分の会社はいずれ潰れるかもしれない」と考えているのだ。
では、5年先まで生き残れる会社と、生き残れない会社の違いとは、一体何なのだろうか。ダメになりやすい会社の共通点を、産業構造、企業風土、財務状況などの観点から探っていく。あなたの会社は大丈夫だろうか?
⇒「なぜ家電メーカーは苦境なのか?」に続く
https://nikkan-spa.jp/315877 ●キャリコネ:http://careerconnection.jp/ イラスト/もりいくすお ― [5年以内に消える会社]の判断基準【1】 ―

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