ムネリン、前代未聞の組織票でオールスター出場?
https://nikkan-spa.jp/427942)。ブルージェイズの本拠地ロジャース・センターのスタンドには川崎を応援するファンたちによる“KAWASAKI’S KORNER”という応援席が設けられているほどだ。
5月26日のボルティモア・オリオールズ戦では、1点ビハインドの9回2アウトから起死回生の逆転サヨナラタイムリーを放ち、チームメイトから手荒い祝福を受け喜びを爆発させた。試合後のインタビューではレポーターからマイクを奪うと「アイ・アム・ジャパニイイイイイズ!(俺は日本人だぁぁぁ!)」と絶叫した後、“カンペ”を取り出し片言の英語でチームメイトへの感謝を述べ、観客の爆笑を誘った。
この爆笑インタビューはMLB公式サイトをはじめ全米のスポーツニュースで大々的に取り上げられ「Greatest postgame interview ever(史上最高のポストゲームインタビュー)?」と話題になった。
そんな愛すべきキャラクターで一躍メジャー屈指の人気者となったムネリンを“真夏の祭典”オールスターゲームに送り込もうというムーブメントまで起きている。
⇒【動画】はコチラ https://nikkan-spa.jp/447804
トロントのファンが作成した上の動画は、7月16日にニューヨークで行われるオールスターゲームのファン投票に際し川崎への投票を呼びかけるもの。「ムネノリ・カワサキをオールスターのショートストップに」と、稀代のエンターテイナーを大舞台に送り込もうとしている。 さらに驚きべきは、何と他球団のファンまでもが川崎への投票を呼びかけていることだ。 ⇒【動画】はコチラ https://nikkan-spa.jp/447804
上の動画を作成したのは、ナショナル・リーグ東地区に所属するワシントン・ナショナルズのファン。「ナショナルズとブルージェイズは様々な共通点を持っている。個性的なヘアスタイルの外野手、将来有望な若手投手……しかし我々はアメリカン・リーグのショートストップを持っていない」として、川崎への投票を呼びかけているのだ。その人気が全米規模に拡大していることが伺える。 大手メディアも川崎を放っておかない。『スポーツ・イラストレッド』電子版は「ムネノリ・カワサキを大切にすべき16の理由」と題した記事を掲載。もはやお馴染みのダンスやお辞儀パフォーマンスに加え「逆立ちでストレッチをする」「英語がわからなくても笑いとダンスでコミュニケーションできる」「一時期チョビ髭を生やしていた」などと、数え出すとキリがない川崎の奇行を羅列している。 5月29日時点で川崎の成績は、打率.238と決して素晴らしいものではない。しかし他球団のファンをも巻き込んだ前代未聞の“組織票”により、並み居るメジャーの名遊撃手たちを押し退けてオールスターに出場してしまうかもしれない。全米を虜にしている“川崎劇場”はまだまだ続きそうだ。 <取材・文/スポーツカルチャー研究所> http://www.facebook.com/SportsCultureLab 海外スポーツに精通したライターによる、メディアコンテンツ制作ユニット。スポーツが持つ多様な魅力(=ダイバーシティ)を発信し、多様なライフスタイルを促進させる。日刊SPA!ではMLBの速報記事を中心に担当
米スポーツ界で今最もホットな“変な外人”として人気急上昇中の、ムネリンこと川崎宗則。その人気はブルージェイズの本拠地トロントに止まらず全米に拡大しており、何とオールスター出場の可能性まで浮上している。
4月にメジャー昇格を果たして以降、トロントで“カワサキ”人気が爆発しているのは既報の通り(→トロントのファンが作成した上の動画は、7月16日にニューヨークで行われるオールスターゲームのファン投票に際し川崎への投票を呼びかけるもの。「ムネノリ・カワサキをオールスターのショートストップに」と、稀代のエンターテイナーを大舞台に送り込もうとしている。 さらに驚きべきは、何と他球団のファンまでもが川崎への投票を呼びかけていることだ。 ⇒【動画】はコチラ https://nikkan-spa.jp/447804
上の動画を作成したのは、ナショナル・リーグ東地区に所属するワシントン・ナショナルズのファン。「ナショナルズとブルージェイズは様々な共通点を持っている。個性的なヘアスタイルの外野手、将来有望な若手投手……しかし我々はアメリカン・リーグのショートストップを持っていない」として、川崎への投票を呼びかけているのだ。その人気が全米規模に拡大していることが伺える。 大手メディアも川崎を放っておかない。『スポーツ・イラストレッド』電子版は「ムネノリ・カワサキを大切にすべき16の理由」と題した記事を掲載。もはやお馴染みのダンスやお辞儀パフォーマンスに加え「逆立ちでストレッチをする」「英語がわからなくても笑いとダンスでコミュニケーションできる」「一時期チョビ髭を生やしていた」などと、数え出すとキリがない川崎の奇行を羅列している。 5月29日時点で川崎の成績は、打率.238と決して素晴らしいものではない。しかし他球団のファンをも巻き込んだ前代未聞の“組織票”により、並み居るメジャーの名遊撃手たちを押し退けてオールスターに出場してしまうかもしれない。全米を虜にしている“川崎劇場”はまだまだ続きそうだ。 <取材・文/スポーツカルチャー研究所> http://www.facebook.com/SportsCultureLab 海外スポーツに精通したライターによる、メディアコンテンツ制作ユニット。スポーツが持つ多様な魅力(=ダイバーシティ)を発信し、多様なライフスタイルを促進させる。日刊SPA!ではMLBの速報記事を中心に担当
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