2年弱で売り上げ3億!? 摘発されたハプニングバーはどんな店だったのか?
警視庁保安課は今月16日までに、台東区上野のハプニングバー「KUNKUN」を経営する平松秀土容疑者(36歳)ら3人を、公然わいせつほう助の疑いで逮捕した。報道によれば、容疑者らは今月14日、同店内で客の28~56歳の男女4人にわいせつ行為をさせ、不特定多数の客に鑑賞させたという。
同店は’12年8月にオープン。以来、ネットや口コミを中心に集客をはかり、これまでに計3億3000万円を売り上げていたという。そのような店の中はどのような光景だったのだろうか。同店に通っていた元客が語る。
「ニュースが出たときは、『やっぱりか』という印象でしたね。というのも、この店は都内でもかなり“イケイケ”の部類で、大学生からおじちゃん、おばちゃんまで、毎晩かなりの人数が集まって騒ぎまくっていた」
店のなかにはソファー席と長いカウンターがあり、かなり広い造りだったとか。
「100人くらい入れそうな広さでしたよ。受付でカラーバンドを巻かれて、その色で『単独で来た男性』『単独で来た女性』『カップル』を判別し、当然、『単独女性』には男性たちが大量に群がるわけです。入店した後はロッカールームで着替えるんですが、男はパンツ一丁になるのが暗黙のルールで、服を着ていたら『やる気あるの?』と常連客に笑われました。女もほとんどがランジェリー姿で、着替え用のコスチュームが何十着と用意されていましたね。男性のチャージ料金は1万5000円ほどですが、飲み放題なので、下着姿の男女が皆でテキーラをガンガン飲んでいた。冷静に考えると異様な光景なんですが、店内に数時間いると不思議と慣れてくるんです」
また、問題となった性行為の鑑賞に関しては、「オープンスペースとは別に“プレイルーム”があり、部屋の壁の隙間からみんなで覗き見できるようになっていた」という。
「3畳くらいのプレイルームがあって、そこに入った男女をみんなで覗くんですけど、たいして広い部屋じゃないから週末なんかは十何人がギュウギュウ詰めになって、みんな狭苦しそうにしていましたよ(笑)。で、他の客がそれをお酒片手に見ている。まぁ、プレイルーム以外では“しちゃいけない”ことになっていたけど、その外でもペッティングまでならしている人がけっこういましたね。けど、客はそんな光景に慣れているから『あぁ、やってんなぁ』くらいにしか思わない。あと、オーナーが緊縛師なのでたまに緊縛教室も開いていた。そのときは外国人のお客さんもけっこう来ていて、なんともカオスな状況になっていましたね」 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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