デジタル

スマホ紛失…「iPhone探す」したら驚きの展開が!?

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その85 ―

 世の中広しといえども、家でスマホを無くす人って珍しいですよね。しかも、大豪邸でもない、ただのマンションで。どうせベッドやトイレの隅に落ちてんだろと思うでしょうが、これが意外な展開になった。
位置情報サービスはオンにしておかないと大変なことに…

位置情報サービスはオンにしておかないと大変なことに…

 とある日の、午後3時ごろ、自宅でスマホをいじろうとしたら、スマホがない。なんだよ、どこかに潜ったかな。ソファの裏とかキッチンの冷蔵庫の隙間あたりかな? 試しにスマホを別の電話で鳴らしてみるが、反応がない。バイブにしてるから、聞き取りづらいのか? そんなこんなで30分ぐらい、マジ探しをしたが見つからない。  冷静に考え、最後にスマホをいじった時間を思い出してみた。約2時間前、確かにスマホでメールチェックをしている。じゃその2時間、外出をしたか? 1回だけ近くのスーパーに買い物しに行った。スマホにクレジット機能をつけているので、そこに行くときは、そのクレジットで買うから、絶対持って行っている。じゃそこで、レジの袋詰めのときにでも落としたか。一応確認しなきゃ。スーパーに行く道すがら、テクテクとスマホはないかと探しながら歩く。スーパーで問い合わせをするが、スマホの拾得物は来てませんだと。  さて困った、どうしたものか。持っているスマホはiPhoneだ。そういえば「iPhoneを探す」って機能があったな。使ったことはないけどやってみるか。パソコンで検索して、「iPhoneを探す」と入力してみる。すると同じ字面のページが現れた。そこに半信半疑で電話番号などの必要情報を入力してみると、自分のiPhoneの位置情報が地図上に現れるじゃないか。いや~便利だわ。そして表示された地図の位置を見て愕然とした。青山一丁目と書いてある。自宅は世田谷区だから、わずか2時間で、iPhoneが空を飛んで移動したことになる。  この表示を見て、どう解釈すべきか。青山一丁目が正しいのなら、落としたiPhoneを誰かが拾って、青山に持って行ったことになる。誰が何の目的でそういうことをする? あ~わけが分からん。もうこうなったら、一か八かの賭けで、青山に行ってみるか?  悶々と1時間ぐらい過ごしただろうか。そうこうしていると、うちの家内から電話あって、「かばんのなかにスマホが2台入ってるんだけど、身に覚えある?」と言うではないか。バカヤロ、身覚えありまくりだ。しかも今、地図の表示通りに、青山にいるってさ。まずはひと安心だ。  なんでこんなミステリーになったかって? そりゃ簡単ですよ。同じ色で同じ形式のiPhoneを使っていたので、家内がテーブルにあったiPhoneを間違って持って行っただけの話じゃん。本人はかたくなに否定してるけど、オレがわざとカバンに入れるわけないじゃん。そんで家内の行動を尾行したってか。そんなアホなことを、リスク背負ってまでやるはずないじゃんね。  話は無事落ちたけど、iPhoneの位置情報検索サービスが優秀なので、皆さんも、もし何かあったら是非使って探してくだされ。大事なのは、iPhoneの位置情報を常にオンにしていること。バッテリーが減るからって、位置情報をオフにしている人もいると思うが、万が一の時のために常にオンですな。
木村和久

木村和久

 あ~それにしても、エッチな写真入れてなくて良かった。そういうのは、SDカードで別に保存しておくか、モバイル機能のない、旧タイプのデジカメで撮らなきゃ。そういうことだね。 ■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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