乾麺の蕎麦を劇的に旨く食べる方法は茹で方にあった
年末の〆と言えば、やはり年越し蕎麦。最後に蕎麦を食べなきゃ1年が終わった気にならない! そんな方もいると思います。だが、蕎麦は食べたいけど、家で食べるとなかなか美味しく蕎麦を食べることができない……と思っている方も大勢いることでしょう。そこで今回は乾麺タイプの蕎麦を劇的に美味しくする方法を作る順番を追って紹介します。
乾麺をマズく作る最大の原因がこの茹で方にある。茹で方自体は別段難しいテクニックはない。茹で方で乾麺をマズくする要因は大きく分けて2つ。
1.ゆでるお湯の量
2.ゆで時間
特に茹でる際のお湯の量は非常に重要で、茹でるお湯は多ければ多い方がいいとされます。麺は茹でると表面が溶け出します。この溶け出したものが麺をマズくするわけなので、できるだけ薄める必要があります。分量は袋の外側に書いてあるのですが、できれば、その書かれている分量よりも多めのお湯で茹でることをオススメします。ゆで時間も非常に重要で、しっかりと茹で時間を計らずに適当にゆでることは麺をただただマズくするだけです。
麺は茹でられながら美味しくなっていくとされます。他の麺と重ならず、泳ぐように茹で上げていくことが美味しい麺の茹で方になります。適度に箸でかき混ぜるのはそのためです。そこで一手間。茹でる際の鍋をコンロの中央に置かずに片側に寄せると鍋の中のお湯は対流が起きて、麺が勝手に“泳いでくれる”のです。
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茹で上がりの一手間が麺を美味しくするかマズくするかの分かれ目になります。温かいかけ蕎麦などで食べる場合、茹でた蕎麦をそのまま丼に盛ってつゆを掛ける方がいますが、この行為はわざわざ蕎麦をマズく食べるために行っているようなものです。茹で汁がそのままつゆに入るため、せっかくのつゆの味も台無しですし、何よりも茹で上がった麺はまだ“出来上がる前”のものです。
茹で方と茹で上がりの一手間が美味しい蕎麦を作る
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