電子レンジで“おいしく米を炊く”方法。鍋で炊くご飯に匹敵するうまさ
テレワークの合間に自炊を始めた人も多いかもしれない。そんななか、炊飯器を使用せず、電子レンジを使ってお米を炊く方法が斬新でおいしいとTwitterで話題となっている。その炊き方を投稿したのは、料理系YouTube『COCOCOROチャンネル』を運営する大西哲也さん(Twitter:@bbq0024)だ。
大西さんが「お茶碗大盛り2杯分のレンジ炊飯を極めたので聞いてほしい」と投稿した、その炊き方は以下のとおり。
①米200gを2~3回洗う
②米+水を500gになるまで水を入れて15分以上給水
③軽く蓋を置いて500W(レンジ強)で5分50秒
④軽く混ぜて200W(レンジ弱・解凍)で13分
⑤7分蒸らして完成
この炊き方の発案者であり、3月26日にレシピ本『COCOCORO大西哲也の神だれ∞レシピ』(大和書房)を発売した大西さんに取材し、この炊き方ならではの魅力やオススメポイント、思いついたきっかけを伺った。
この“レンジ炊飯”ならではの魅力とは何なのか。
「1つ目に味のおいしさです。YouTubeの視聴者の方から『炊飯器の早炊きでいいのでは』という声をいただきましたが、炊飯器の早炊きは早さを重視するために、お米の芯が残ったり粒立ちがイマイチだったりします。味を犠牲にしていることが多い印象です。
私が考案したレンジ炊飯で炊いたお米は、『炊飯器の早炊きを完全に越え、鍋で炊いた米に匹敵するうまさ』であると個人的には感じています。また、少量の米を炊くなら鍋よりレンジ炊飯のほうがお手軽です」(大西哲也さん、以下同)
鍋炊飯に匹敵するおいしさとは予想以上だが、シェフである大西さんが自信を持ってそう言うなら間違いはなさそうだ。
「2つ目に、便利な使い方ができる点です。タッパーでおおよそ茶碗大盛り2杯分を炊くことができるので、半分食べたら残りの半分はそのままフタをして冷凍保存することができ、釜を使わないので洗いものも少なくなります。
また、レンジが置いてある場所ならどこでもOK。たとえば、職場でも炊きたてのおいしいご飯を食べられるようになります」
ほんのひと手間を加えるだけで、職場で炊き立てのお米を食べられたら、ランチの質が向上して喜ぶ人もいるだろう。
レンジでおいしく米を炊く裏ワザがSNSで話題
“レンジ炊飯”は鍋炊飯のおいしさに匹敵!?
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