更新日:2023年03月12日 08:42
ライフ

美女サウナーが大量発汗「ガールズナイトサウナ」に潜入

 かつてサウナと言えば、中年男性……おじさんのみが黙々と精を出しているイメージだった。仕事帰りのストレス発散、休日の嗜み。しかし、現在は若い男女にも人気が高まりつつある。  下北沢ケージにて期間限定オープンしているアウトドアサウナ「CORONA WINTER SAUNA」は、本格ドームサウナ、水風呂や外気浴スペースはもちろん、サウナの本場・フィンランドスタイルのロウリュが楽しめると話題。“サウナー”と呼ばれる愛好家だけでなく、インスタ映えを狙った女のコが数多く訪れているらしい。果たして、その実情とは? saunner

サウナ好きの女子が集まる「ガールズナイトサウナ」に潜入

 3月7日は、サ(3)ウナ(7)。つまり、“サウナの日”なのである。この日、フィンランド政府観光局とサウナー専門ブランド・TTNE PRO SAUNNERの共同開催で、女性のみが参加できる一夜限りのイベント「ガールズナイトサウナ」が実施された。
ドーム

屋外にドームサウナが設置されている

 今回、参加した女性は37名。まずは、屋外に設置されたドームサウナの中で、フィンランドで考案された“サウナヨガ”のレッスンが行われた。日本では女性を中心にヨガがブームとなっているが……。
Izumi

サウナヨガインストラクターのIzumiさん

「フィンランドやスウェーデンなどの北欧では、サウナの楽しみ方のひとつとしてヨガが流行っています」とは、日本で唯一、フィンランドで認定された資格をもつサウナヨガインストラクター・Izumiさんだ。 「まだ日本にはほとんど入ってきていないのですが、今年はフィンランドとの外交関係樹立100周年ということもあり、徐々にフォーカスしてもらえる機会も増えてきました。老若男女、普段は熱いサウナが苦手な人でも楽しめることが魅力です」(Izumiさん)  参加者たちがサウナで身体を温めながら、ヨガでゆっくりと心までリラックスさせていく。フィンランドには“トントゥ”と呼ばれる妖精が古くから言い伝えられているが、その形を模したストーンを使い、マッサージなども行われた。  続いて、プロ熱波師の秋山大輔氏(サウナ師匠)と、プロととのえ師の松尾大氏(ととのえ親方)も登場し、サウナの温度と参加者のボルテージも高まっていく。その後は自然水を使った水風呂だ。この日は雨が降ったこともあり、気温も寒い。しかし、その冷たさもなんのその。普段からサウナに通っている参加者が多かっただけに、だれもが気持ち良さそうな表情をしている。
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サウナの魅力とは?
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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