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手取り家賃は月100万円超。不動産投資の成功者が語る、トラブルを避けるアドバイス

コロナショックを経て急回復をみせた投資市場。日経平均は一時3万円まで回復し、ビットコインは1年で6倍に膨れ上がった。しかし、実体経済との乖離は明らかであり、バブル崩壊目前を予測する専門家も多い。この最後の相場は買いなのか、売りなのか――。今回は不動産編。ラストチャンスをものにせよ!

不動産は“超割高”!暴落を待ちながら競売物件を狙う

[バブル投資]で稼ぐ

竹内氏が落札した競売物件内部の様子。必要資金は物件規模によるが、物件代金にリフォーム代金を合わせて数百万円で済むという

「コロナ需要で不動産は価格が高騰しすぎているので、今は“待ち”です」  活況の最終相場を静観するのは不動産投資家の竹内かなと氏だ。 「金融庁の意向で銀行が返済のリスケに応じていて、現在はローン破綻が表面化しませんが、時限爆弾は点火された状態。今後コロナでのローン破綻が増加すれば競売物件も増えると予想します。  その時狙うべきは、郊外の平成築で駐車場付き物件。500万円以下で落札して、100万円でリフォームして利回り15%は確保したい。初心者でも裁判所が運営する『BIT』というサイトで物件情報を閲覧して入札に参加できますよ」

トラブルに注意

 さらにこんなアドバイスも。 「占有者がいると最悪、刃傷沙汰のトラブルもあるので、空き家に絞っての入札が無難です。元所有者がそのまま住む『リースバック』は、すぐに家賃が入りますがお金に困っている人相手なので入金が不安定です。それより審査が通る人へ普通に貸したほうが枕を高くして寝られますよ」  バブル崩壊でマイホームの終着駅、競売市場が熱を帯びている。
竹内かなと

竹内かなと氏

【不動産投資家 竹内かなと氏】 ヤフオクで自作の自動車部品を販売した軍資金を元に奈良県で18軒の競売物件を保有。経営パートナーと折半する手取り家賃は月100万円を超える <取材・文/週刊SPA!編集部>
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