更新日:2021年12月12日 09:24
デジタル

『ウマ娘』をきっかけに競馬を始めた人も。2021年ゲーム界5大ニュース

2021年を振り返るキーワードは?

ウマ娘 2021年もあと少しで終わり。コロナ禍ではありましたが、今年は星野源さんと新垣結衣さんが結婚し、大谷選手がメジャーリーグで大活躍。東京オリンピックも開催されました。  今回は2021年のゲームニュースを個人的にインパクトがあった順にランキング形式で挙げていきたいと思います。みなさんが思う今年のゲーム界ビッグニュースは何ですか?

第5位 メタバース戦略

フォートナイト

ユーザーが集まるメタバースとして注目されるバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』の公式サイト

「メタバース」とは、英語の「メタ(超)」と「ユニバース(宇宙)」の合成語で、最近ではアバター同士がコミュニケーションや経済活動を行えるバーチャル空間を指す言葉として使われています。  2020年に『フォートナイト』が、米ラッパーのトラヴィス・スコットさんのバーチャルライブで同時接続者数1230万人以上を記録し、このあたりから、ゲームを超えて現実世界とのつながりを積極的に活用するプラットフォーム戦略が脚光を浴び始めました。  米のフェイスブックは今年10月に社名を「メタ」と変更し、「メタバース」構築へ100億ドルを投資すると発表。こうした各社が手がけるメタバースのどこが覇権を握るのか。  アメリカでは早くもメタバース上の“不動産投資”が過熱しているとの報道もあり、来年さらにメタバースに熱視線が集まること必至。とはいえ、一時のブームに終わった2000年代の『セカンドライフ』の前例を踏まえると、定着するかどうかは微妙なところです。

第4位 USJ「スーパー・ニンテンドー・ワールド」オープン

スーパー・ニンテンドー・ワールド

マリオの世界を体感できるUSJ「スーパー・ニンテンドー・ワールド」公式サイト

 かたや仮想現実、かたやリアル。3月にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンしました。もともと昨年オープン予定だったものが延期となっていたエリア。もしコロナ禍でなければ、もっと話題をさらっていたでしょう。  今年の9月には、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を拡張し、「ドンキーコング」をテーマにした新エリアも発表されました(2024年開業予定)。独立した“任天堂パーク”に期待する声も多く、コロナ禍明けの任天堂の遊園地戦略にも注目です。
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追加キャラはまさかの!?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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