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スマホ&デジカメで撮った写真を7倍楽しむ方法

 高性能なスマホカメラの普及やミラーレス一眼など小型でも本格的な写真が楽しめるデジカメの人気によって、写真を撮る機会が増えたという人は多い。しかし、肝心の撮った写真はメモリに入れっぱなしという人も少なくないのでは? 「スマホならアプリでPCよりも簡単に加工できますし、クラウドサービスを使えば周囲の人との共有も簡単です」と言うのはデジタルライターの林佑樹氏(以下同)。  アプリやクラウドを駆使し、多角的に写真を楽しむのがスタンダードになりつつあるのだ。 ◆友達・家族と共有したい  撮った写真を“SNSで限定公開”というのもありだが、SNSをやっていない人がいたり、公開範囲を間違えたり、タグ付けを嫌う人から反感を買ったりといった煩わしさもある。そんな不安を解消するのが、仲間内での閲覧に便利なクラウドアルバムだ。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=640039
クラウドサービス

クラウドサービスなどを活用すれば、写真を多くの人と簡単に共有できる。サービスは、無料で使える容量、アップダウンスピード、対応デバイスなどを比較して検討しよう。マイクロソフトのOneDrive、AppleのiCloudなどOSレベルで連携しているサービスは簡単に導入できる。大量に利用する場合は有料の追加プランもアリ

「マイクロソフトの『OneDrive』はアップ(ダウン)ロード速度が速く、容量も7GBあるので十分です。アップして共有URLをメールやLINEで送るだけで皆が閲覧可能になります」  スマホならばこうした機能の活用は圧倒的にラクチンだ。 「スマホは自動アップロード機能を使うと、すぐに共有できます」  ただ、やはりデジカメで撮影した画像の綺麗さも捨て難い。 「デジカメで撮影した画像をクラウドにアップする場合は、ストレージ容量の節約にもなるので、フリーソフトなどで一括リサイズしましょう。またデジカメと直接スマホ連携する場合は、データサイズが小さいモードで撮影するよう設定しておきましょう」 ◆デジカメ写真をスマホで見たい スマホ スマホ連携ができないデジカメでも、スマホから閲覧できればちょっとした話題の種になる。 「PCに保存したデジカメ写真をスマホに送るのであれば、Filedropが簡単です。同じネットワーク上に入っていれば、Win・Mac・iOSでアプリを通して写真を共有できます。モバイルデータ通信を使わないため、通信制限や通信速度の遅さも無縁。安心して高速に何枚でもやり取りできます」  Android版は準備中だが、類似アプリやクラウドサービスで代用するとよさそうだ。  もちろん、NFC(近距離無線通信)やWi-Fiなど無線規格対応のデジカメなら、直接スマホに渡すことも可能だ。 【林佑樹氏】 編集者・ライター。フォトグラファーとしても活躍。『週刊アスキー』ほか雑誌・ウェブで、カメラやガジェット関連記事を執筆 ― スマホ&デジカメで撮った写真を7倍楽しむ方法【1】 ―
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