2015年ブレイク必至“女優・吉岡里帆”の素顔に密着!

「2015年ブレイク女優の大本命」――昨年からそう囁かれているのが、映画『明烏 あけがらす』(5月16日公開)でヒロイン役に抜擢された女優・吉岡里帆だ。

吉岡里帆

撮影は老舗喫茶「ミロンガ・ヌォーバ」にて(=東京・神田神保町)

 今年の出演作は『マンゴーと赤い車椅子』『幕が上がる』に続き早くも3本目。奇才・福田雄一監督の目に留まり、菅田将暉、城田優ら実力派俳優との共演を果たす。今や映画で引っ張りだこの女優・吉岡里帆の素顔をとくとご堪能あれ!

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=848635

――そもそも女優になったのは、演技が好きだったから?

吉岡里帆(以下、吉岡):そうですね。うちは父も母も祖母も映画や舞台が好きで、小さい頃から触れることが多かったんです。生まれが京都なので南座で歌舞伎とか、あとは日本舞踊や古典も好きで、偏ることなくいろいろ好きでいられたのは家族のおかげですね。地元に好きな落語家さんがいて、その人の寄席にも通ってました。でも、仕事にしたいっていう意識が生まれたのは遅かったです。

実家が太秦(うずまさ)で東映も松竹も近くて、ちょんまげの人がお昼ご飯を食べるのにうろうろしてたりとか、映画を撮影してる風景が日常でしたね。

吉岡里帆

珈琲は「キリマンジャロ」が好き

――学生時代はどう過ごしていたの?

吉岡:高校のときは独学でお芝居を勉強してみて、これじゃダメだってことで高3から養成所に通いだしたり、地元で学生制作の映画に参加したりしました。

それから大学に入って演劇をしてる子たちに出会ってしまって、そのエネルギーに触れちゃうともう戻れないんですよ。つかこうへい作品、三島由紀夫作品、唐十郎さんとか古典的な作品をする劇団があって、そういう泥臭くて狂気じみたことをしてる子たちがいるんだなって衝撃でしたね。

――ということは、芸能界に入るのは遅かった?

吉岡:後悔したこともあるんです。早くこの世界に入ってたら、もっとたくさんのものに出会えただろうなって。でも、今となっては何となく過ごしていた、何でもない生活をしてたことがお芝居に生きてるって信じてます。書道をやっていたので、何かひとつのものを作るときの集中力はそこでもらった気がするし。

――今回の映画『明烏 あけがらす』ではコメディ初挑戦ですね。

吉岡:撮影は本当に楽しかったです。お芝居は難しくて毎日の撮影は胃が痛かったんですけど、その胃の痛さを超える笑いがあって、常に楽しくて刺激を受けました。他の出演者の方を見て、何がおかしくて、何がおかしくないのか、見て、聞いて、っていうことをずっと繰り返してました。「いつかこんな人たちと共演できたら素敵だな」って思ってたことがすぐに叶ってしまって、自分では夢を見ているような気分でした! 楽しかったなぁ(笑)。

――主演の菅田将暉さんは『そこのみにて光輝く』での演技も印象的ですね!

吉岡:もう素晴らしくて、3回くらい映画館に通いました。菅田さんと共演したいと思ったのがこの作品を観てなので、映画自体も素敵だけど、やっぱり菅田さんの演技は圧倒的に刺さるものがあって……映画館で嗚咽しちゃいました。

吉岡里帆――芸能活動を始めて、世間からの反響は?

吉岡:初めて知らない人から反応をもらったのは、チャットモンチーのPVだった気がします。それから手紙もたまに送ってくださって、宝物ですね。持ち歩きます、ファイルとかに入れて(笑)。

この仕事を始めて、今まで会わなかったはずの人たちに会うことが勉強になってるので、今はどんな仕事でも「楽しい」が一番になっています!

――日々の生活で意識していることは?

吉岡:今まで舞台は好きな作品を観ていたんですけど、そうじゃなくて人気のあるもの、お客さんがたくさん入る劇場に行くようにしていますね。たくさんの人に愛してもらえるもの、みんなが喜ぶものは何なのかをリサーチしています。

――最後に、今後の目標とメッセージをお願いします!

吉岡:一番は楽しんでもらえる作品を作ること、二番目は生活に寄り添った生々しいものをつくること、今はそのふたつが頭にあります。私生活って楽しいことばかりじゃないし、みんなそれぞれ悩みがあって、そこに嘘をついていない作品をやっていきたいですね。『明烏 あけがらす』では笑ってもらえたら本望なので、今後も観てくださる人のために努力を惜しみません! と宣言します(笑)。

●吉岡里帆オフィシャルブログ「なんでもない毎日。」
http://ameblo.jp/yoshi-rihorihoriho/

●映画『明烏 あけがらす』5月16日(土)全国ロードショー
監督・脚本:福田雄一
出演:菅田将暉、城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシ、佐藤二朗
http://akegarasu-movie.com/

<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平(24dakun) ヘアメイク/豊田千恵>

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