ゲームコラムニストが見る「東京ゲームショウのツボ5選」 VRの女の子の存在感は圧巻!

 世界中が注目する、ゲーム界のビッグイベント「東京ゲームショウ2015(以下、TGS2015)」が、9月17日に開幕した。今年は初めて幕張メッセ全館を使用した過去最大規模の開催となり、見どころも満載。そのなかから実際に取材して感じた、ゲームの未来が見通せるTGS2015「5つのツボ」をまとめてみた。

◆ツボPOINT(1):2016年はVR機器が革命を起こす!

SCEのPlayStation VR

SCEのPlayStation VR

 今年のTGSの主役ともいえるのが、頭部に装着して仮想空間でゲームをするVR(バーチャル・リアリティ)機器。特に、2016年上期に発売予定の「プロジェクト・モーフィアス」改め、SCEの「PlayStation VR(以下、PS VR)」は、試遊のキャンセル待ちに長蛇の列ができるほどだった。

 今回は、女の子と夏のひとときを過ごす『サマーレッスン』を体験した。目の前に現れた女の子の存在感は圧巻! 2人きりの空間に、思わず本気で照れくさくなってしまった。リアルというよりは、ゲーム世界に自分が入り込んだかのような感覚。たとえるなら逆貞子状態!?

 もうひとつ、2016年の1〜3月期に発売予定の米Oculus社のVR機器「Oculus Rift」も体験してきた。こちらはPS VRに比べて解像度が高いようで、ゲーム背景の美しさが際立っていた。昨年試遊したときよりもフィット感が上がり、メガネをかけていても問題なし。発売に向けて、かなり改良が進んでいるようだ。

【ゲーム評論家・卯月鮎氏の分析】
「予定通り発売されれば、2016年のゲーム界を引っ張るのは間違いなくVR機器でしょう。360度全方位を見渡せるエンタメは革新的。あとは価格や安全性、健康面への影響が気になるところです」

◆ツボPOINT(2):2016年発売の注目作はコレ!

 事前に期待されていた『FFXV』の試遊はなく、少し残念だったが、スクウェア・エニックスブースでは来年1月28日発売の『ドラゴンクエストビルダーズ』の試遊コーナーが用意されていた。『DQ』世界のフィールドを、ブロックを組み合わせて自由に作れる! 子供から大人まで夢中になれそうな注目作だ。

 カプコンブースでは、年末発売の『モンスターハンタークロス』が大盛況。ほかにも、2016年発売の『モンハン』初のRPG『モンスターハンターストーリーズ』や、アニメ化も発表された『逆転裁判6』の試遊など、人気シリーズの新作・関連作が勢ぞろいしていた。

 また、セガブースでは2016年秋発売予定のシリーズ最新作『龍が如く6』に、ビートたけし氏が出演することを発表。こちらも楽しみだ。

【ゲーム評論家・卯月鮎氏の分析】
「最近は、『マインクラフト』が小中学生の間にも浸透し、9月発売の『スーパーマリオメーカー』も好調です。『ドラゴンクエストビルダーズ』もそうですが、2016年は自らの手で世界やステージをエディットするゲームが続々登場し、一大ムーブメントになる予感がします」

◆ツボPOINT(3):巨大ブース『グランブルーファンタジー』の衝撃

 並み居る数々の大メーカーを向こうに回し、TGS2015で最大級の出展スペースを誇ったのが、Cygamesのスマホ向けRPG『グランブルーファンタジー』。新作ではないワンタイトルでの大規模出展は異例中の異例だ。

⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=941378

スマホのひとつのタイトルにここまでの規模!

スマホのひとつのタイトルにここまでの規模!

 ブースには、実際に乗れるほど巨大な飛空船やドーム屋根がある西洋風の館が出現! 音楽CDや同社のアプリのシリアルコード、水なども配布され、メーカーの気合いを感じた。

【ゲーム評論家・卯月鮎氏の分析】
「出せばなんでもヒットするスマホゲームバブルは一段落し、最近ではスタートダッシュに成功したタイトルをいかに持続させるかが、各社の戦略の軸になっています。『グランブルーファンタジー』の大規模出展は、その象徴でしょう」

◆ツボPOINT(4):ゲーム動画に注力するYouTube

 昨年のTGSではニコニコ動画の出展が話題になったが、今年はYouTubeが初出展。会場の一角にステージを構え、そこに人気YouTuberやゲーム実況者などが登場し、さまざまなイベントで盛り上がっていた。

 20日には、「チーム HIKAKIN」「チーム マックスむらい」などが出場する「YouTuber スプラトゥーントーナメント !」を開催。任天堂が参加しないTGSで、任天堂のソフトが遊ばれるというのはある意味新鮮。TGSでのゲーム実況イベントや会場からの生中継はすっかり定着した感がある。

【ゲーム評論家・卯月鮎氏の分析】
「現在ゲーム実況は、動画サイト側にとっても、宣伝となるメーカー側にとっても、Win-Winの関係で非常に重要な存在となっています。これからは実況のしやすさ、実況動画映えするか、という観点も新作には求められていきそうです」

◆ツボPOINT(5):斬新&国際色豊かなインディーゲーム

 昨年は、マネキンの頭部をバーコードリーダーでスキャンする『はげピッ!ピッ!』が話題となった神奈川工科大学。今年も、ブラウン管TVと液晶TVが漫才する『ガーメンズ』を始めとする、ユニークな作品でスクールコーナーを湧かせていた。

 インディーゲームコーナーでは、実際の弓の持ち手から投影されるプロジェクションマッピングで的を射るゲームや、ムチのようにしなる剣型インターフェイスで海の怪物を斬る『REEL BLADE』、サイバーパンク世界でバーテンダーになる『VA-11 HALL-A』……など、独創的なセンスのタイトルが目白押し!

 出展社数の過半数を海外勢が占めた今年のTGS。インディーゲームコーナーには、英語、中国語だけでなく多様な言語が飛び交い、国際空港にいるようなグローバルな雰囲気が味わえた。

【ゲーム評論家・卯月鮎氏の分析】
「今や日・米・欧だけではなく、世界中のどこからでもオリジナルゲームが飛び出してくる時代になりました。既存の価値観にとらわれない国際色豊かなインディーゲームからは、ゲームの尽きない可能性を感じます」

 一般デイは19日、20日、ぜひ参考にして、足を運んでいただきたい。

<取材・文/日刊SPA!編集部>

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