秘密基地に眠っていたマツダ最後のロータリーRX-8。10年ぶりに乗ったら思わず魂を揺さぶられました
うおおおおおおおおおおおおお! こここ、こんなに気持ちよかったっけ!?
ロータリーってモーターみたいにスムーズに回るだけで、トルクもパワーもイマイチのイメージだったけど、この最後のロータリーには、魂を揺さぶる「ビイィィィィィィーーン」というビートがあった! アクセル全開「ビイィィィーン」で、脳内麻薬がドバッと分泌、広島の熱き男たちの武骨な後ろ姿が脳裏に浮かび、思わず目頭が熱くなる。なんせ10年ぶりだ。RX-8も「ロータリーエンジン」も、少しずつ改良されていたんだね!
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もちろん燃費は悪い。濃い排ガスが目に沁みる。このままではどうにもならないが、なんとかこのフェラーリ的な回転フィールを残すべく、革命的な改良はできないものか? どうすりゃいいかサッパリわかりませんが、やっぱ一応ロータリー・アゲイン!
【結論】
一部マニア向けでも、ロータリー復活はマツダのブランド価値向上に確実に貢献するだろう。不可能を可能にすべく、広島の熱き男たちの奮闘を祈る! シロート的にはやっぱどうにもムリなような気がしますが!1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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