更新日:2022年07月08日 15:31
スポーツ

NBC特番“タイソン起用”に失敗――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第97回

 ウォリアー対ブラボーのタイトルマッチは、ウォリアーがプレス・スラムからボディースプラッシュへの必勝パターンでブラボーをフォールしたが、試合後、ブラボーのセコンドのアースクェイク(ジョン・テンタ)が乱入。すでに試合を終えたホーガンがウォリアーの救援にかけつけてヒール軍団と大乱闘シーンを演じた。  5週間後に迫った4・1“レッスルマニア6”トロント・スカイドーム大会のメインイベントは、ホーガン対ウォリアーのWWE世界ヘビー級選手権。  ビンスはこの試合をWWE史の新たな1ページとなるエポックメーキングととらえていたが、ホーガンはベビーフェース対ベビーフェースのタイトルマッチにはあまり乗り気ではなかった。ホーガンとビンスの“蜜月”はすでに最終章にさしかかっていた。(つづく)
斎藤文彦

斎藤文彦

※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦 イラスト/おはつ ※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら(https://nikkan-spa.jp/inquiry)に! 件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。
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