「なんちゃって石原さとみ」が増加中!? 7つのメイクと7つの仕草で翻弄される男たち
―[山田ゴメス]―
唐突だが、日刊SPA!読者の男子諸君は、石原さとみのことが好きだろうか? ハイ。みんな大好きですよね。もちろんボク、ゴメス記者も大好きだ。
そして、そんなちまたの男子ゴコロを敏感に察知した、一部多数の女子たちのあいだで「なりきり石原さとみ作戦」という陰謀(?)が密やかに進行しつつあるらしい。カギは「メイク」と「仕草」なのだという。突如現れた石原さとみ風女子にアッサリ陥落される一歩手前のキミ! 彼女たちはこうやって“なんちゃって石原さとみ”を演じているのだ!!
十年近く前にCanCamあたりから派生した「愛されキャラ」というキーワードが、いまだ少なからずな女子のあいだで根強く蔓延っている。ぶっちゃけて言うなら、「自分の趣味趣向を捨て、男性に好かれる外見や振る舞いや性格に徹する」ことである。そして、昨今の愛され系な彼女らが“理想のお手本”として標榜するのが、我々男子たちを翻弄してやまない「石原さとみ」なのは言うまでもない。その“なりきり”のしたたかなテクニックの正体とは?
まずは石原さとみ(風)メイクについて、某プロヘアメイクアーティストから「7つのポイント」を伺ってみよう。
【メイク編】
1.ぽわっと色づく血色チーク:ピンク系のチークを頬の高い位置に「ほわっ」と乗せる。
2.ふっくらサラっとしたマシュマロ肌:目元のくすみや色ムラを押さえて、サラっとしたナチュラル感のあるマシュマロ肌を目指す。
3.涙袋:涙袋の部分に明るめのパールカラーを乗せて強調。
4.黒目がち:アイラインとアイシャドウ、場合によっては「黒目と白目の境界線をはっきり分けるカラコン」で黒目を大きく見せる。
5.垂れ目:アイラインを下げ、目尻の三角形をアイシャドウで埋めて垂れ目愛されメイクに。
6.ナチュラルな太眉:髪のカラーを同じ色で眉頭を眉尻と同じ高さに平行眉に描く。
7.ぷっくりぽってりボリューミー唇:唇の境界線を消し、M字を消すようにオーバー気味に書いていく。ピンク系のリップで品良くまとめる。
以上のノウハウを駆使して完成した“なんちゃって石原さとみ”がコレ!
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1117930
ハイ、けっこうキテますね。この顔で、“ホンモノ”じゃあなかなかお目にかかれない谷間の強調までされた日にゃあ……コロですわ、コロッ! しかも、コイツに次の7つの「仕草」までも加わってしまうのだからしてタチが悪い(勃ちは良いだけにw)。
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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